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後期高齢者医療への補助継続を/大阪府議会で曽呂利議員

 日本共産党の曽呂利邦雄大阪府議は、14日の府議会健康福祉常任委員会で、後期高齢者医療保険料値下げのための府補助の継続を松井知事に求めました。
 後期高齢者医療の保険料は値上がりを続け、「払いたくても払えない」状況が広がっています。大阪府は08年以降、保険料値下げのために財政補助を続けてきましたが、松井知事は14年度は補助をおこなわないとしています。
 曽呂利議員は、「1年間の年金が223万円のある方は、後期高齢者医療保険料が13万円、介護保険料とあわせ1・1か月分の年金が天引きされている」と紹介。後期高齢者医療広域連合議会でも府の財政支援継続を求める意見書が採択されたとのべ、「年金切り下げや消費税増税など高齢者に負担増が相次ぐ今こそ府が役割を果たすべき」と主張しました。
 さらに、大型開発のりんくうタウンと阪南スカイタウンだけで1949億円もの赤字を府が背負ったのに、はるかに少額で府民生活に直接役立つ後期高齢者医療への補助を行わないのは誤りだと強調。府が後期高齢者医療補助のために使える基金は目標26億円を越える31億円が積み立てられており、補助継続は充分に可能だとのべました。
 松井知事は、「来年度の保険料値上げは、全国平均2・05%に比べ大阪は1・21%と低い」「受益と負担の観点から被保険者には一定の負担をしてもらう」などと繰り返しました。
















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