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コロナから命と暮らし守れ “やさしく強い”大阪経済を/共産党大阪府議団が2022年度予算要望

 日本共産党大阪府議団は21日、「2022年度の予算編成並びに施策についての重点要望」を吉村洋文知事あてに提出しました。海老原諭副知事が応対しました。
 石川多枝団長は、新型コロナオミクロン株による「第6波」が猛威を振るう中で、「これ以上誰一人として命を奪わせないことが大阪府の最大の責務。先手の対策を」と強調。2年に及ぶコロナ禍であらゆる分野で危機が広がっているとし、「暮らし、子ども、営業を守る“やさしく強い”大阪経済への転換が急務」「万博を呼び水にしたカジノ誘致や不急のインフラ建設などに人的・物的財産を費やしている場合ではない」と指摘。
 内海公仁政調会長は「病院や学校の実情をしっかりつかんでもらいたい」「カジノのデメリットや収益の根拠を明らかにすべきだ」と求めました。
 海老原副知事は「現場の声は貴重。知事に伝えたい」と述べました。
 重点要望は7つの柱で細かく項目を記載。そのうち、▽感染制御へ大規模無料検査の実施▽急性期病床などの病床削減の中止▽保健師をはじめ保健所職員の増員▽営業時間短縮協力金の速やかな支給▽児童生徒が400人以上の小・甲・高校に養護教諭を複数配置-
など8項目を最重点項目としています。



「しんぶん赤旗」2022年1月22日付より



要望書全文は以下の通りです。

2022年1月21日

大阪府知事 吉村 洋文 様

日本共産党大阪府議会議員団
石 川  た え
内 海  公 仁

2022年度の予算編成並びに施策についての重点要望

はじめに

 オミクロン株による“第6波”が大阪を襲っています。これ以上誰一人として命をコロナに奪わせない-これこそが、すでに全国最悪の3,073人もの犠牲を生んでいる大阪府に課せられた最大の責務です。そのためには、府のコロナ対策における、科学無視と自己責任論持ち込み、医療と公衆衛生切り捨ての姿勢を根本から改めること、そして感染爆発と医療崩壊を二度と起こさない立場で独自の対策と財政出動を行うことが不可欠です。
 さらに、2年に及ぶコロナ禍は、府民の仕事と財産を奪い、経済を突き落とし、子どもの成長を阻み、暮らしのあらゆる分野をかつてない危機に陥れています。生活に困っている人への支援、安心して受けられる福祉と医療、子どもの学びと成長を保障する教育、賃下げや雇い止めを防ぎ営業が続けられる“やさしく強い”大阪経済への転換が急務です。また、地域の安全や環境保全、多様性と個人の尊厳を大切にする施策なども必要です。
 今、府に求められている仕事は山積しています。万博を呼び水にしたカジノ誘致や不急のインフラ建設、「大阪都」構想を事実上具体化する「府市一元化」路線の推進などに、人的・物的財産を費やしている場合では断じてありません。
 この立場から、以下の内容で2022年度予算の編成を行うことを求めるものです。



最 重 点 項 目

① 新型コロナウイルス無症状感染者を早期発見・保護し感染拡大を抑えるために、感染拡大期でなくとも希望者全員が無料で検査を受けられるよう、大規模無料検査を実施する。

② 急性期病床をはじめとする病床の削減、回復期病床への転換は中止する。
  国に対し、公立・公的病院の統廃合、急性期病床などの削減計画を中止・撤回するよう求める。

③ コロナ対策と通常業務が滞りなく行えるよう、府内すべての保健所に保健師をはじめとする専門職員、事務職員を大幅に増員する。
  新たな職員の配置にあたっては、現場の声を反映し、行政職員の配置など対応可能な体制を整える。

④ コロナ禍が収束するまで、国民健康保険の府内統一料金化は一旦中断する。

⑤ 営業時間短縮協力金について、1期から9期までで給付が遅れているものは速やかに給付する。
  今後も営業時間短縮などの要請を行う場合は協力金給付を速やかに行う。
  これまでの協力金申請漏れ者に対する再申請受付を行う。

⑥ 養護教諭を、児童生徒数が400人を超える府内すべての公立小・中・高校に複数配置する。

⑦ 府立学校条例第2条2項を廃止し、機械的な府立高校廃止をやめる。

⑧ カジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)の大阪への誘致は中止する。
  国への区域整備計画の申請は行わない。



1 知事の政治姿勢について

  ① コロナ対策における、検査拡大否定などの科学無視、協力金支給の遅れにみられる自己責任論持ち込み、急性期病床削減をはじめとする医療と公衆衛生切り捨ての姿勢を改める。
    国による対策と交付金の範囲に留まらず、必要な独自の対策と財政出動を行う。
  ② 改憲を促す姿勢を改める。
    国に対し、前文を含む日本国憲法の全条項を厳格に守り、平和的・民主的条項を完全実施し、9条を生かした外交を進めることを求める。
  ③ 住民投票で2度に渡り否決された「大阪都」構想は断念する。
    政令指定都市の権限を侵す「府市一元化」路線は中止し、「大阪府及び大阪市における一体的な行政運営の推進に関する条例」を廃止する。
    「府市一元化」路線にもとづく条例づくりや府市の組織統合、府の組織変更は中止する。
  ④ カジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)の大阪への誘致は中止する。【最重点項目】
    「大阪・関西万博2025」を名目にした不要不急の開発推進はやめる。
  ⑤ 特定の報道機関との包括連携協定は、公正な報道を損なう恐れがあるものであり、解消する。


2 コロナ対策に全力をあげ、医療、福祉、介護を守る

(1)コロナ感染拡大を抑え、府民の命を守る
 ● 検査体制の強化
  ① 新型コロナウイルス無症状感染者を早期発見・保護し感染拡大を抑えるために、感染拡大期でなくとも希望者全員が無料で検査を受けられるよう、大規模無料検査を実施する。【最重点項目】
  ② 無料検査を全中学校区で実施する。
    無料検査への補助上限額を国基準以上に引き上げる。
  ③ 高齢者施設等従事者定期PCR検査はコロナ感染拡大期以外も継続する。
    対象を医療機関、学校や保育所、幼稚園、学童保育などへ拡大する。
  ④ 陽性者の全件ゲノム検査を実施し、新たな変異株への対応を強化する。
  ⑤ 検査機器のオートメーション化などを進め、大量検査に対応できる体制を整える。
  ⑥ 検査に要する費用は全額国費で負担するよう国に求めるとともに、保険適用による検査に要する地方負担分は府として負担する。
 ● 医療体制の強化
  ⑦ 急性期病床をはじめとする病床の削減、回復期病床への転換は中止する。
    国に対し、公立・公的病院の統廃合、急性期病床などの削減計画を中止・撤回するよう求める。【最重点項目】
  ⑧ 医師、看護師養成を強化し、復帰をさらに支援する。
    看護師養成学校への補助金を拡充する。
  ⑨ 一般クリニックや歯科医院など、コロナ禍により減収となった医療機関への経営支援、財政支援を行う。
  ⑩ 高齢者、障がい者、難病患者が感染した場合、看護師以外の介護者を配置できるよう、制度創設と財政支援を行う。
  ⑪ 感染症指定医療機関を増やし、府内二次医療圏すべてに設置する。
  ⑫ 感染者受け入れ病院と、感染者を受け入れないが一般診療を後方支援としてカバーする病院などの機能分化を進め、病床と医療従事者の確保に努める。
  ⑬ 3回目ワクチン接種を、重症化リスクの高い高齢者などを中心に、国や市町村との連携を強化し迅速に行う。
    ワクチン集団接種会場に障がい者の対応ができる専門職員を配置する。
  ⑭ 国に以下の事項を求める。
   ・ 診療報酬を改定し、高度な急性期医療を提供する病棟では5対1看護の加算を設け、集中治療室では1.5対1看護を新設するなど、看護師配置基準を改善する。
 ● 保健所と衛生研究所の強化
  ⑮ コロナ対策と通常業務が滞りなく行えるよう、府内すべての保健所に保健師をはじめとする専門職員、事務職員を大幅に増員する。
    新たな職員の配置にあたっては、現場の声を反映し、行政職員の配置など対応可能な体制を整える。【最重点項目】
  ⑯ 退職保健師へ協力を要請し、感染拡大期に感染経路をいち早く明らかにする体制を強める。
  ⑰ 本庁への業務集約や保健所への人員配置は、正規職員による人員増を基本とし、現場の要望を尊重して行う。
  ⑱ 保健所等において、コロナ対応など急を要する対応が求められる書類を“はんこレス”にするなど、現場の声に基づき業務改善を図る。
  ⑲ 府立病院機構第4期中期目標は見直し、運営費交付金を増額し職員体制を抜本的に強化する。
  ⑳ 大阪健康安全基盤研究所への運営費交付金を増額する。
    研究職、技術職を増員し、コロナ遺伝子解析などを行う体制を強化する。

(2)国民健康保険の負担軽減
  ① コロナ禍が収束するまで、国民健康保険の府内統一料金化は一旦中断する。【最重点項目】
  ② 国に対し、保険料のコロナ特例減免を2022年度も継続するよう求める。国が継続しない場合は府として実施する。
    所得の算定基準は2019年を基準とする。
  ③ コロナ収束後も、国保都道府県化にあたっては、保険料や減免制度の府内一本化は行わず、市町村が独自に設定することを基本とする。
  ④ 保険料抑制や減免のために市町村が独自に法定外繰り入れを行うことを認める。
  ⑤ 府から市町村への交付金算定基準から、赤字解消や収納率向上、医療費の無理な抑制、法定外繰り入れ解消など、加入者負担につながりかねない項目は除外する。
  ⑥ 府の一般会計から法定外繰り入れを行うなど、国民健康保険への府独自補助を大幅拡充する。
  ⑦ 学資保険や児童手当の差し押さえ、コロナによる給付金の差し押さえなど、行き過ぎた収納対策は行わない。
  ⑧ 事業費納付金は、市町村ごとの所得や生活、医療の状況に即し、市町村の意見を尊重して算定する。
  ⑨ 新年度から実施される未就学児への保険料「均等割」分減額に、府独自に上乗せして対象を18歳まで拡大する。
  ⑩ 国に以下の事項を求める。
   ・ 公費を1兆円投入し、高すぎる保険料を引き下げる。
   ・ 協会けんぽなどの被用者保険と比べ保険料を著しく高くしている「均等割」「平等割」を廃止する。
   ・ 福祉医療費助成制度へのペナルティを全廃する。
   ・ 傷病手当金は被用者だけでなく事業主も支給対象とする。
   ・ 出産手当金を支給する。

(3)福祉医療費助成制度の拡充
  ① 老人医療費助成制度を直ちに復活する。
  ② 重度障がい者医療費助成制度は、患者負担を、院外調剤薬局を含め1回500円以内、1医療機関あたり月3回目から無料、複数医療機関受診時は上限月2500円以内に戻す。
    精神障がい者2級への対象拡大を進める。
  ③ 乳幼児医療費助成制度の通院助成を小学校卒業までに拡大し、就学前の窓口負担を無料にする。
    所得制限は2014年度までの水準である年収860万円以下に戻す。

(4)高齢者の医療、介護、介護予防の充実
  ① 府独自に介護従事者処遇改善制度を創設する。
  ② 介護福祉施設が消毒清掃職員などを増員するための財政支援を行う。
    職員増に向けた仕事のマッチングを行う。
  ③ 小規模施設がコロナ禍により閉鎖しないよう、財政的、人的支援を行う。
  ④ すべての介護施設が介護ロボットなどの介護福祉機器を導入できるよう、補助率と補助上限を引き上げる。
  ⑤ 高齢者住宅改造造成事業を復活する。
  ⑥ 広域型特別養護老人ホームへの建設補助金を2009年度水準に戻し、待機者解消を進める。
  ⑦ 国に以下の事項を求める。
   ・ 75歳以上の医療費窓口負担2倍化を中止する。
   ・ 70~74歳の医療費自己負担を1割に戻す。
   ・ 介護保険給付への国負担割合を現行の25%から30%に引き上げ、保険料、利用料の抑制、制度充実や介護提供基盤の拡大を図る。
   ・ 特別養護老人ホームの入居基準を要介護1以上に拡大する。

(5)障がい者、難病患者への支援
  ① 医療型障害児入所施設をはじめとする重度障がい者入所施設を、府内で当面2か所設置する。
  ② 障がい者就労施設などへの建設、運営補助金を復活する。
  ③ 精神障がい者を交通機関利用助成に加えるよう交通事業者に要請する。
  ④ 放課後デイサービスは、開設時をはじめ継続的に調査を行い、人権侵害を防ぎ適切な支援が行われるよう指導する。
  ⑤ 障害福祉サービス等報酬改定により事業収入減となる障がい者施設への運営補助制度を創設する。
  ⑥ 大阪難病相談支援センターは、患者の医療支援、行政窓口、交流、学習などの機能を併せ持ったものに拡充する。
    難病患者が土日も利用でき、駐車場も使用できるようにする。
  ⑦ 小児慢性特定疾病医療助成は、対象者が20歳を超えても継続し、自己負担軽減を行う。
  ⑧ 障がい者差別解消条例に基づき、合理的配慮を行う市町村による補助額の半分を負担する。
  ⑨ 国に以下の事項を求める。
   ・ 障害者総合支援制度の応益負担は速やかに廃止し、利用料は無料にする。
   ・ 障害者総合支援法第7条の介護保険優先原則を廃止し、障害者福祉制度と介護保険制度を選択できるようにし、介護保険対象年齢でも従来の支援を継続できるようにする。
   ・ 障害福祉サービス等報酬の見直しは、現場の実情に則り行う。
   ・ 介護職員の賃金引き上げのための国費補助金の減額は中止し、10月以降も継続する。
     介護保険の利用料・保険料に負担を転嫁しない。

(6)生活困窮者への支援
  ① 生活福祉資金総合支援金は、追加申請を理由なく棄却することはしない。
    棄却する場合は理由を申請者に明らかにする。
  ② 国に以下の事項を求める。
   ・ コロナ禍で苦しむ生活困窮者や低所得者を対象に、新たな給付金支給を行う。
   ・ 生活福祉資金は無条件で無利子にする。
   ・ 生活保護の生活扶助削減を中止する。住宅扶助を復元する。
   ・ 扶養義務の拡大解釈による生活保護受給抑制や、生活困窮者自立支援に名を借りた人権侵害が起こらないよう徹底する。
   ・ 減額した生活保護の期末一時扶助を復元する。
   ・ 生活保護ケースワーカーを増員するための市町村支援を強化する。


3 コロナ禍から雇用と中小企業を守る

(1)安定した雇用、人間らしく働けるルールの確立
  ① コロナ禍のもとで収入減少や雇い止めなどの影響を受けている非正規雇用労働者への、一定期間継続した「くらし支援緊急給付金」制度を創設する。
  ② コロナ禍で仕事を失った人を積極的に雇用する制度を創設する。
  ③ 中小企業新規就労者の奨学金返済への補助制度を創設し、中小企業への新卒者就労・定着を進める。
  ④ 高校生向け合同企業説明会を地域別に複数回開催し、幅広い選択肢を提供する。
  ⑤ ブラック企業、ブラックバイト根絶のために、労働者を守る規制条例を制定する。
  ⑥ 国に以下の事項を求める。
   ・ 小規模事業所への社会保険料負担軽減支援などを抜本的に行い、最低賃金を直ちに1,000円以上に、さらに1,500円に引き上げる。
   ・ 均等待遇のルール確立、非正規労働者の正規化を促進する。
   ・ 労働法制の規制緩和を見直し、人間らしく働くルールをつくる。
  
(2)中小企業支援の強化
  ① 営業時間短縮協力金について、1期から9期までで給付が遅れているものは速やかに給付する。
    今後も営業時間短縮などの要請を行う場合は協力金給付を速やかに行う。
    これまでの協力金申請漏れ者に対する再申請受付を行う。【最重点項目】
  ② 全事業所へのコロナ禍による影響調査を市町村と協力して実施し、事業者への一時支援金の2回目給付など実情に即した直接支援策を実施する。
  ③ 大阪府中小企業振興基本条例第4条に基づいた6分類すべての施策の実施状況を再点検し、遅れている施策の強化、再構築を具体化する。
  ④ 小規模企業の後継者対策をあらゆる角度から充実する。
  ⑤ ものづくり中小企業関連予算を大幅に増額する。
  ⑥ 大阪産業局への事務事業委託にあたっては、小規模事業者も含む中小企業全般を視野に入れた支援になるよう方針を持ち、中小企業の現状分析に基づいた支援になるようチェック機能を強化する。
  ⑦ 住宅リフォーム助成制度、商店リフォーム助成制度を市町村と協力して創設する。
  ⑧ 中小企業庁が制定した「中小企業の日(7月20日)」、「中小企業魅力発信月間(7月)」にふさわしい府独自の具体策を実施する。
  ⑨ 制度融資は、円滑な資金調達を支援する立場で、担保・保証依存型だけでなく返済履歴や経営指針書を保証審査の評価項目とし、保証料率の引き下げなどを行う。
  ⑩ 信用保証協会の位置づけを強化し、経営改善、生産性向上、事業承継、民主的M&Aなどの支援機能を充実させ、企業への周知、セミナーなどを実施する。
  ⑪ 国に対し、公契約法の制定を求めるとともに、府として公契約条例を制定する。
    下請け企業の利益と労働者の安全を守り、賃金を保障するよう指導を強める。
  ⑫ 官公需における中小企業向け発注比率(金額ベース)は目標を設定し拡大する。
  ⑬ 商店街振興予算の大幅な増額を図り、空き店舗を高齢者や子どものために活用するためのスタートアップ支援制度創設など、市町村と連携して実情に即した支援策を実施する。
  ⑭ 大阪産業技術研究所は、府立産業技術総合研究所と大阪市立工業研究所が果たしてきた中小企業の技術支援、地域経済振興の役割が充実されるよう、予算と人員を確保する。
  ⑮ 小規模事業所向けの中堅企業、大企業を含めた他業種などとのマッチング、商談会の開催と周知、公共事業の小規模事業者登録制度を活用した仕事づくりなどを進める。
  ⑯ 最低賃金改定にともなう小規模事業所の雇用維持を支援する、資金面や制度面からの支援策を創設し、経営の安定化を応援する。
  ⑰ 原油価格高騰による農林水産業や運輸業などへの影響を調査し、支援を行う。
  ⑱ 国に以下の事項を求める。
   ・ 中小企業を日本経済の根幹と位置づけ、中小企業予算を1兆円規模で増額し、技術開発、販路拡大、後継者育成、円滑な資金調達など、中小企業への支援を抜本的に強化する。


4 子育てと教育環境の向上で子どもを守る

(1)学校教育への支援
  ① 養護教諭を、児童生徒数が400人を超える府内すべての公立小・中・高校に複数配置する。【最重点項目】
  ② 高齢者施設等従事者定期PCR検査の対象を、学校や幼稚園などへ拡大する。(再掲)
  ③ 学校・幼稚園などでコロナ感染者が発生した場合、当該施設のすべての教職員・児童生徒に検査を行う。
  ④ ヤングケアラー対策として、府立高校、中学校へ支援相談員(スクールソーシャルワーカー)を配置する。
  ⑤ 府立学校のトイレに生理用品を常備する。
    市町村と協力して小中学校への常備も進める。
 ● 義務教育
  ⑥ 教室での身体的距離を確保し学習環境を整えるためにも、国の制度実施待ちにならずに、全公立小中学校で35人学級編成に直ちに踏み出すとともに、30人、20人学級編成の検討を進める。
  ⑦ 「中学生チャレンジテスト」、「小学生すくすくウォッチ」は中止する。
  ⑧ 小中学校の義務教育標準に見合う正規教諭を採用し、定数内講師の正規化を進める。
  ⑨ 学校での清掃・消毒などの業務を行う「スクール・サポート・スタッフ」を、全公立小中学校に複数配置する。
  ⑩ 教師OBなどの力を総動員して、全公立小中学校に「子ども相談支援員」を複数配置する。
  ⑪ 全公立中学校での給食全員喫食化を、財政措置を行い早急に実施する。
    市町村と協力し、全公立学校での給食無償化を進める。
  ⑫ 小学校警備員配置への補助を復活する。
 ● 支援教育
  ⑬ 特別支援学校設置基準に基づいて総点検し、法の趣旨に沿った府独自の面積基準を定め、新校整備計画を策定し整備を進める。
  ⑭ 特別支援学校の看護師は、定数枠外で配置する。
  ⑮ 支援学校の通学バスについて、座席の間隔確保、台数増、消毒の徹底などの感染対策を強化する。
    通学バスに看護師を配置するとともに、必要に応じて保護者が同乗できるようにする。
  ⑯ 小中学校での養護学級在籍児童生徒を現学級在籍者数としてカウントしたクラス編成に基づく教員加配を行う。
    国に対し、基準の見直しを要望する。
  ⑰ 特別支援教育就学奨励費は、コロナによる収入減を考慮し支給する。
 ● 府立高校
  ⑱ 府立学校条例第2条2項を廃止し、機械的な府立高校廃止をやめる。【最重点項目】
  ⑲ 府立高校の雨漏り調査を行い、緊急改修計画を策定し改修する。
 ● 私立学校
  ⑳ 私立高等学校等授業料支援補助金について、コロナにより収入減となっている世帯の生徒が対象となるよう、またすでに対象となっている世帯の生徒が減収に応じた補助を受けられるよう、所得判定の特例を設ける。
  ㉑ 私立高校への経常費助成の単価を全国平均の水準まで引き上げる。
  ㉒ 私立学校の少人数授業化や、マスク、消毒液、換気設備、非接触体温計などの感染防止資材確保への補助制度を設ける。
 ● 大学等
  ㉓ 府立大学と大阪市立大学の統合は行わない。
  ㉔ 府立大学の運営費交付金を増額し、教職員を増員する。
  ㉕ 府立大学などの授業料等支援制度に、コロナによる減収を考慮した特例を設ける。
    学生や保護者の居住要件は廃止する。
  ㉖ 府独自の高校生、大学生向け給付型奨学金制度を創設する。
  ㉗ 国に以下の事項を求める。
   ・ 学生支援緊急給付金の要件を緩和して規模を拡大し、継続的に実施する。
   ・ 大学学費を半額にするとともに入学金制度を廃止する。

(2)子どもの貧困打開と子育て支援強化
  ① 児童扶養手当に、子ども1人あたり1万円を少なくとも半年間上乗せ給付する制度を創設する。
    DVなどで離婚が成立せず対象外となっているひとり親世帯も申請による給付が行えるようにする。
  ② 乳幼児医療費助成制度の通院助成を小学校卒業までに拡大し、就学前の窓口負担を無料にする。
    所得制限は2014年度までの水準である年収860万円以下に戻す。(再掲)
  ③ 「新子育て支援交付金」は、成果配分枠、優先配分枠とも拡充する。
  ④ 「子どもの貧困緊急対策事業費補助金」の上限を引き上げる。
  ⑤ 母子家庭の母親雇用は、就業支援に関する特別措置法に基づき、自治体や地元企業での正規雇用拡大を図る支援を強化する。
  ⑥ 就学援助の認定基準を生活保護基準の1.5倍程度まで引き上げる。
    入学準備金は入学前に支給できるよう全市町村と協議する。
  ⑦ 子ども食堂への財政支援や朝食提供を行うとともに、実施市町村への財政支援を行う。

(3)保育・学童保育への支援
  ① 高齢者施設等従事者定期PCR検査の対象を、保育所や学童保育などへ拡大する。(再掲)
  ② コロナ禍で保育を継続しているすべての保育士、学童指導員に1人2万円の慰労金を支給する。
  ③ コロナ禍により減収となったひとり親家庭への保育料、学童保育利用料の減免を行う市町村への補助を行う。
  ④ 民間社会福祉施設従事職員給与改善費補助金を再開するとともに、国に対し、賃金引上げなどの保育士の処遇改善を求める。
  ⑤ 保育士宿舎借り上げ支援事業の市町村負担の半分を府が補助する。
  ⑥ 新規採用保育士の奨学金返済の一部を負担する事業所への補助制度を創設する。
  ⑦ 保育所の保育士配置や施設の基準の安易な規制緩和は行わない。
  ⑧ “密”にならない環境整備のために、学童保育の1支援単位の児童数は原則30人以下で運営するよう促進する。
    そのために必要な施設確保、指導員(「放課後児童支援員」資格者)確保の方策を講じる。
  ⑨ 学童保育運営費単価について、常勤職員を2名以上配置できるよう大幅に引き上げる。
  ⑩ 学童保育に入所を希望するすべての子どもが入れるように、市町村と協力して拡充に努める。
    大規模化による詰め込みを解消する。
  ⑪ 子どもの放課後の安全を守るためにも、学童保育の安易な民間委託は行わないよう市町村に働きかける。

(4)児童虐待対策の強化
  ① 子ども家庭センターの児童虐待対応職員の増員と体制の拡充を進める。
  ② 市町村窓口に複数の専門員を配置できるように補助制度を創設する。
  ③ 府警本部の児童虐待対策室や関係機関の連携強化を進めるために、保健師を派遣する。
  ④ 虐待の早期発見のために、全小学校にスクールカウンセラーを配置する。
  ⑤ 早期発見、対応ができるように、NPOをはじめ民間や地域との連携を強化する。
  ⑥ 一時保護施設を増設し、一時保護した子どもを安易に自宅に返すことのないようにする。


5 大型開発優先を見直し、環境保全と防災・安全のまちづくりを進める

(1)不要不急のインフラ整備を中止・凍結
  ① カジノを中核とする統合型リゾート施設(IR)の大阪への誘致は中止する。(再掲)
    国への区域整備計画の申請は行わない。【最重点項目】
  ② 大阪都市計画局のあり方を抜本的に見直し、大阪市からの業務委託は解消するとともに、全市町村との連携を強め、府内全域の環境・防災・安全の向上に資するまちづくりを進める。
    「グランドデザイン・大阪」を、この立場で全面改訂する。
  ③ 「大阪・関西万博2025」の開催計画を、開催地や会場建設費をはじめ根本的に見直す。
    国に対し、「大阪・関西万博関連インフラ整備計画」を撤回し不要不急の公共事業は凍結するとともに、緊急性が高い防災・生活密着型事業を精査し進めるよう求める。
  ④ なにわ筋線・なにわ筋連絡線の建設、夢洲への鉄道延伸は中止する。
  ⑤ 大阪モノレール延伸事業は一旦中止し、需要、採算性などを再精査する。
  ⑥ 国に対し、リニア中央新幹線建設と北陸新幹線延伸を中止するよう求める。
    大阪への延伸要望は撤回する。
  ⑦ 阪神高速道路淀川左岸線延伸部の建設は中止する。
    淀川左岸線2期事業は、安全性、需要、採算性などを再精査し中止も含め見直す。

(2)気候危機打開、環境を守る
  ① 「地球温暖化対策実行計画」における温室効果ガス排出量削減目標を、2030年度までに50%~60%削減(2010年度比)、2050年までに実質ゼロに強化する。
    それに見合った再生可能エネルギー普及などの計画を策定し、十分な財政措置を講じ推進する。
  ② 2030年までに電力消費を20~30%削減する目標を持ち、府全体の省エネルギー化を進める。
  ③ 住宅や小規模事業所の太陽光パネル設置への補助制度を設ける。
    市町村や住民の共同による再生可能エネルギー事業、屋根貸し太陽光発電事業などを推進する。
  ④ 国と電力会社に対し、原子力発電所の再稼働中止、核燃料サイクルからの撤退を求める。
  ⑤ 大気・水質・土壌・騒音・振動などの検査と指導体制を強化し、環境と住民の安全・健康を守る立場で推進する。
    許認可権限の市町村への移譲にあたっては、住民にとってマイナスにならないよう責任を果たす。

(3)防災のまちづくり
  ① 国に対し、南海トラフ巨大地震などに備えた防災・安全対策の予算の抜本拡充を求める。
    道路・橋梁・水道などの既存インフラやマンション・集客施設などの大型建造物の耐震化を、市町村や事業者を支援し進める。
  ② 「住宅建築物耐震10カ年戦略・大阪」で定めた2025年までの目標を達成するために、予算と体制を抜本的に拡充する。
  ③ 木造住宅耐震改修補助制度の「1981年以前に建築された住宅」という要件を少なくとも「2000年以前」に拡大する。
    1軒あたりの補助総額が100万円以上となるよう補助を増額するとともに、国に対し、負担割合の引き上げを求める。
  ④ 国に対し、被災者生活再建支援法の抜本拡充を強く求めるとともに、当面、府として大規模半壊以外の半壊と一部損壊も含めた恒常的な住宅被災者支援制度を設ける。
  ⑤ 被害を及ぼす恐れのある盛り土について、総点検結果に基づき、詳細調査と応急対策工事などを緊急に行う。
  ⑥ 避難所の“三密”防止のために、財政支援制度を設けて民間施設を含め新たに避難所を確保する。
  ⑦ 避難所に、パーテーション、簡易ベッド、空調・換気システム、体温計、消毒資機材など感染防止資材を確保するために、市町村への財政支援や独自の備蓄を行う。
  ⑧ 障がい者や高齢者の実態に応じた災害避難計画を策定する。
    社会的距離を確保できる福祉避難所を、市町村と協力して確保、整備する。
  ⑨ 河川改修予算を2倍に増額し、改修が必要な56河川について、国にも予算拡充を求め改修テンポを速め、遅くとも10年以内に終える。
  ⑩ 国や各府県と連携し、流域全体を対象に自然環境保全と両立する流域治水を淀川水系などで進める。
    治水への効果が明確でない大戸川ダム建設への「同意」を撤回する。
  ⑪ 密集住宅市街地整備促進事業の予算と体制を大幅に増やし、危険な密集住宅市街地を確実に2030年までに全域解消する。
  ⑫ 老朽化した道路、橋梁、鉄道、上下水道管などの改修・耐震化を、年次計画を定めて進める。

(4)安全で住みよいまちづくり
  ① コスト削減ありきで「府域一水道」を市町村へ押しつけることはやめる。
    安心・安定・安価という水道法の3原則に基づき、市町村の自主的な水道事業の運営を支援する。
  ② 特定一階段防火対象物(地階もしくは3階以上に不特定多数が利用する部分があり、かつ避難に使用する階段が屋内に1つしかない建物など)への立ち入り検査を、市町村と協力して府内全域で緊急に実施する。
    不特定多数が利用するビルへの、排煙設備・複数避難階段・スプリンクラーなどの設置を進める。
  ③ 鉄道駅可動式ホーム柵整備予算を大幅に増額し、1日の乗降客数10万人以上の駅への設置を直ちに完了する。
  ④ 鉄道駅バリアフリー化整備費補助制度を拡充し、1日の乗降客数3千人未満の駅にもエレベータなどの設置を進める。
  ⑤ 自動車優先の道路整備を改め、歩道や自転車専用道路の整備を推進する。
  ⑥ 府管理道路の補修や路面表示の塗り替えを迅速化する。
    ガードレール、道路照明灯などを、地域の要望を踏まえ計画的に増設する。
  ⑦ 府道と市町村道との交差路のカーブミラーなどを、基準と責任を明確にして設置を進める。
  ⑧ 道路信号機を、地域の要望を踏まえ計画的に増設する。
    交通弱者用や高齢者用などの信号機の増設テンポを早める。
  ⑨ 府営公園の営利施設化はやめ、レクリエーション・景観・環境・防災・豊かな地域づくりなどに資する開かれた施設として維持管理する。
  ⑩ 街路樹の伐採は、近隣住民の理解や環境・安全への配慮なしには行わない。
  ⑪ 街頭犯罪、「振り込め詐欺」など特殊詐欺、危険ドラッグなどの対策を強化する。
  ⑫ 犬や猫などの“殺処分ゼロ”を目指し、愛護団体や地域住民などと協力し、譲渡などを促進する。

(5)府営住宅の改善
  ① 府営住宅の管理戸数を、2020年度の11.7万戸から2030年度には10.5万戸、2050年度には7.6万戸まで削減する計画は撤回する。
    建て替え時の戸数削減は原則として行わない。
  ② コロナ禍による離職等退去者への府営住宅の一時提供の対象を、減収となった者などへ拡大し、募集数も拡大する。
    6か月以内としている入居期間を1年以上に延長する。
  ③ コロナ禍で減収となった入居世帯は、収入区分に関わらず家賃減免の対象とする。
  ④ 建て替えなどによる空き地を活用し、新たな府営住宅や、介護・障がい・保育施設を建設する。
  ⑤ 空き家への募集を増やし、高い応募倍率を引き下げ入居者を増やす。
    入居補修費用を、指定管理者への委託料とは区別して増額する。
  ⑥ 敷地内植栽の剪定、排水管など共用施設の清掃・維持管理をはじめ、府営住宅管理に係る入居者負担を軽減する。
  ⑦ 雨漏り被害などを一律に自然災害として補償しない態度を改め、実情に即した損害補償を行う。

(6)農林水産業の振興
  ① 府内の農林水産業のコロナ禍による減収などの実態調査を行い、支援制度を設ける。
  ② 農林水産業の後継者対策を抜本的に強め、新規就業者への支援制度を設ける。
  ③ 福祉施設や学校などで、地産地消による給食を市町村と協力して推進する。
  ④ 森林保全と間伐を推進する。
    府内産材の公共事業への活用や府内産材利用建築物への補助など林業振興を図る。
    森林組合への補助を引き上げる。
  ⑤ 大阪湾の漁場再生や稚魚放流を積極的に進める。
  ⑥ 農林水産物の販路拡大への支援を行う。
    「道の駅」「海の駅」や直売所への補助制度を設ける。
  ⑦ 有害鳥獣対策を市町村と連携して強化する。
  ⑧ 中央卸売市場の再整備は、民間化や規制緩和の方向ではなく、府の責任を堅持し、食の安全と円滑な流通、卸・仲卸業者の営業を守る立場で進める。
  ⑨ 原油価格高騰による農林水産業や運輸業などへの影響を調査し、支援を行う。(再掲)
  ⑩ 国に以下の事項を求める。
   ・ 米の緊急買い入れを行い米価暴落に歯止めをかけるとともに、買い入れた米を生活困窮者や子ども食堂などに無償で提供する仕組みをつくる。
   ・ 食料の外国依存をやめ、自給率の向上を政策の柱に据え、早期に50%台を回復し60%台を目指す。


6 ジェンダー平等、多様性を大切にし、個人の尊厳が守られる大阪を目指す

(1)ジェンダー平等社会の実現
  ① 雇用におけるジェンダー差別をなくし、ハラスメント及び出産や育児をきっかけにした退職勧奨などを許さない職場・社会づくりを進める。
  ② 各職場でのジェンダー差別について調査を行う。
  ③ DV、性暴力などの対策を、関係機関とも連携し強化する。
    「性暴力救援センター・大阪」(SACHICO)の医療費や人員体制強化などへの補助を抜本的に拡充する。
  ④ 痴漢被害根絶のために、民間、公営の関係鉄道会社と連携し、被害調査を行い、電車内対策を強化する。
  ⑤ 府立学校のトイレに生理用品を常備する。
    市町村と協力して小中学校への常備も進める。(再掲)
  ⑥ シングルマザーや生活困窮世帯に生理用品を無償提供する。
  ⑦ 国に以下の事項を求める。
   ・ 選択的夫婦別姓や同性婚を認めるよう民法を改正する。
   ・ 「世帯主」制度を廃止する。

(2)青年が輝く大阪
  ① 中小企業新規就労者の奨学金返済への補助制度を創設し、中小企業への新卒者就労・定着を進める。(再掲)
  ② ブラック企業、ブラックバイト根絶のために、労働者を守る規制条例をつくる。
  ③ 青年や学生、子育て世代向けに、住宅家賃補助制度や住宅ローン金利補助制度をつくる。
  ④ 青年の文化・スポーツ活動の拠点となる施設を、各市町村と協力して府内各地に整備する。
  ⑤ 府独自の高校生、大学生向け給付型奨学金制度を創設する。(再掲)
  ⑥ 府立大学などの授業料等支援制度に、コロナによる減収を考慮した特例を設ける。
    学生や保護者の居住要件は廃止する。(再掲)
  ⑦ 国に以下の事項を求める。
   ・ 学生支援緊急給付金の要件を緩和して規模を拡大し、継続的に実施する。
   ・ 大学学費を半額にするとともに入学金制度を廃止する。(再掲)

(3)文化・芸術・スポーツの振興
  ① 文化団体、芸術家などのコロナ禍での活動、減収などの実態調査を行い、関連事業者を含む休業・減収への補償制度を設ける。
  ② 芸術文化振興補助金を拡充するとともに、コロナ禍により中止・延期となった事業の必要経費を補償する。
  ③ 大阪文化芸術創出事業(活動支援)補助金を、大幅に拡充して再開・継続する。
  ④ 公演・イベント開催にあたってのコロナ感染防止資材への補助制度を設ける。
  ⑤ 国際児童文学館について、専門員の配置を復活するなど、必要な人員と予算を確保する。
  ⑥ 大阪の芸術文化の中核となる、総合的な芸術文化施設(劇場、音楽ホール、伝統芸能舞台、稽古場など)の建設を検討する。
  ⑦ 府営スポーツ施設を、誰もが気軽に使用できる施設として維持する立場で、利用料金の適正化、指導員やスタッフ増員などを進める。
  ⑧ 市町村と連携し、地域のスポーツ活動の拠点である学校開放施設を増やし、用器具の充実、シャワーや夜間照明の整備など充実を図る。
  ⑨ 障がい者が利用できる多機能型スポーツ施設の増設とバリアフリー化を進める。
    障がい者に配慮した設備や指導者・ガイド・介助者の配置を促進する。
    ファインプラザ大阪と稲スポーツセンターを、利用者の声を聞いてさらに充実・改善する。


7 国への要望

 ○ 国に以下の事項を求める。
  ① 前文を含む日本国憲法の全条項を厳格に守り、平和的・民主的条項を完全実施し、9条を生かした外交を進める。(再掲)
    安保法制、秘密保護法、共謀罪など憲法違反の立法を廃止する。
    集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回する。
  ② コロナ禍のもと、緊急に消費税を5%以下へ引き下げる。
  ③ 日本学術会議の任命拒否を撤回する。
    「森友問題」「加計問題」「桜を見る会」の問題など、一連の国政私物化疑惑を徹底的に究明する。
  ④ 沖縄県辺野古での米軍新基地建設を中止し、普天間基地の無条件返還を求める。
    戦没者の遺骨が眠る土砂を基地建設の埋め立てなどに使用しない。
  ⑤ 核兵器禁止条約に署名・批准する。
    当面、第1回締約国会議(2022年3月)にオブザーバーとして参加する。
  ⑥ 中国政府に対し、香港・ウイグルなどへの人権抑圧の是正と五輪憲章の順守を求める。

 



   


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