署名を提出する（右から）石川府議、辰巳本部長、内海府議

　日本共産党の辰巳孝太郎前参院議員・党大阪府委員会新型コロナ対策本部長は７日、府庁で吉村洋文知事宛てに、コロナ対策に集中して東京五輪中止を国に求めるよう要求する５１５６人分（第１次分）の署名を提出しました。石川多枝、内海公仁両府議が同行しました。
　署名は、▽ワクチンの迅速な接種のため、コールセンターの増員をはじめ、ネットでも電話でも確実に予約ができるよう、体制を整備する▽東京五輪中止の決断を日本政府に求める－など七つの要求が掲げられています。
　辰巳氏は応対した府職員に対し、「東京五輪の中止を大阪府から要請してもらいたい。開催すれば、感染拡大が起きることは明瞭です」と訴えました。
　党府委員会が継続して呼びかけている「新型コロナ封じ込めのために検査、医寮の大幅強化を求める緊急要望署名」２７５２人分（第３次分、提出合計２万２１８０人）、「ＰＣＲ検査の大規模実施を求める要望署名」９６人分（第４次分、提出合計１万７４８５人）も同時に提出されました。