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松井知事記者会見/ギャンブルみんな行ってる 保育所待機児童解消は面積基準の緩和で 北陸新幹線ルートは新大阪駅通って

 松井一郎知事は13日定例記者会見で、バドミントンの有力選手が、闇カジノに通っていた問題に絡んで、記者から「ギャンブルに対する嫌悪感と言いますか、そういった懸念みたいなものが強まっている」と問われ、「それ嫌いな人は嫌いなんでしょう」と、ギャンブルに嫌悪感を抱く人をあたかも特別扱い。
 「でも日本は、競馬、競輪、競艇、公営競争というのも、これは長い歴史の中でみんなこれを楽しみ、そこへ足を運んで…」と、ギャンブルする人が一般的だという認識を示しました。

 国会に議員提案されている「カジノ法案」についても、なかなか可決されないことを「おかしい」、「議員提案で過半数あるんですよ、提案者数は」。カジノについて様々な議論があるにもかかわらず、過半数者による議員提案だからさっさと可決すべきだという態度です。

 クローズアップされている保育所待機児童の問題については、子ども1人当たりの面積基準の緩和を主張、税金をつぎ込んで保育士の給料を上げるわけにはいかないと、保育制度のあり方を提案するとしました。
 松井知事が代表を務めるおおさか維新の会が3月17日に発表した「“今すぐ”待機児童『ゼロ』作戦」は、税金を投入しての保育士の処遇改善や、大都市部で保育士資格を持たない「保育サポーター」の導入などをうたっています。
 保育士の処遇改善はいうまでもなく必要なことですが、資格のないサポーター制度や免責基準の緩和など、基本は規制緩和です。

 松井知事が推進する北陸新幹線延伸。
 促進のため、知事はこれまで、「(国に)どこでも結構ですから早く決めて、これしかないんです」と、地方の首長がルートについてあれこれ言わない方がいいという立場でした。

 例えば、京都府知事が舞鶴を経由するルートについて前向きな考えを表明したときは、松井知事は、「京都府知事としては、そら京都のことを考えれば、舞鶴というのはあるんでしょうけども、誰が言ってもムダです。そんなのは」と一蹴していました。

 ところが、新大阪駅を経由せず、天王寺駅に結び、関西空港を終着とする案が浮上すると、「新大阪に早くつないで」とルートに口出し。

 これらに共通しているのは、様々な考え方の違いを踏まえるのでなく、自分の考えを強引に進めようとする姿勢。
 松井知事は府議会の質疑でも「考え方の違い」を多用し、議論を停止します。
 多様な意見に耳を傾けるべき民主主義とは相いれない姿勢です。





   


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