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河川改修予算増求める 府議会委 宮原議員が質問

 日本共産党の宮原威大阪府議は18日、府議会都市住宅常任委員会で、集中豪雨から住民の命と財産を守るために河川改修の予算を増額し、取り組みを促進するよう松井一郎知事に求めました。
 大阪府が管理する河川のうち、氾濫注意水位に達した河川は、この10年間で34河川、322回にのぼり、そのうち1河川当たり10回以上発生した河川は12河川、時間雨量50_、65_程度で被害額が1千億円を超すと想定される河川は4河川あります。
 宮原氏は、4河川だけで2兆数千億円の被害がでるとし、河川改修のために実際に使える新年度予算が36億円となっていることについて「府管理の河川改修だけでも1300億円以上ときく。このテンポでは40年以上かかる。せめて2007年度なみの約50億円の水準に」と要求しました。
 松井知事は「河川ごとに20年、30年の当面の治水目標を定め、順次実施していく」と答えるにとどまりました。
 南海トラフ巨大地震による長周期地震動の問題で国土交通省は昨年12月、大阪で被害が大きいと思われる超高層建築物が200棟と発表しました。
 宮原氏は「国は、建築物が倒壊するまでには一定の余裕があるとしているが紙の上の計算だ」と指摘。免震装置が設置されている府の咲洲庁舎も例外ではないとし、一つひとつの建築物の安全性の検証と対策を官民あげて早急に行うよう求めました。
 松井知事は「国、民間の建設会社と連携して取り組んでいく」と述べました。



「しんぶん赤旗」2016年3月22日付より



   


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