大阪府教育長パワハラ　議会委が経過聴取

大阪府教育長パワハラ　議会委が経過聴取

　大阪府の中原徹教育長が、認定こども園の３歳児学級の定員改定条例案をめぐり、立川さおり教育委員に対して発言を封じる威圧的発言を行った問題で１８日、府議会は教育常任委員会を開きました。教育常任委員会では府教委が条例案をめぐる教育委員会としての意思決定の過程を説明しました。
　陰山英男教育委員長は、教育委員会で学級定数について議論していないことや、従前の教育委員会の運営からは異例と感じる面があったことなどを報告。立川委員の指摘に中原氏が異論があるとしているこなどから、弁護士を中心に第３者委員会を設置し事実経過を調査することになったと述べました。
　府教委職員からも中原氏から問題行為を受けていたとの告発があり、「戦慄（せんりつ）した」とも述べ、「教育行政を進めていく上でも早急に委員会を正常化したい」と述べました。
　教育常任委員会は来週中に報告についての質疑を行う予定です。

「しんぶん赤旗」2014年11月19日付より

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