日雇派遣、ホワイトカラーエグゼンプションも　府市規制改革会議提言

日雇派遣、ホワイトカラーエグゼンプションも　府市規制改革会議提言

　元経済企画庁長官で、府の特別顧問を務める堺屋太一氏が会長を務める「大阪府市規制改革会議」が２８日、「東京都よりも厳しい規制は全廃することを基本方針」とするなどの提言をまとめました。
　民間の活動を促進する環境等を整備していくためとして規制緩和について、昨年７月に松井一郎知事と橋下徹大阪市長が諮問していたもの。
　提言の中には、建設業や日雇い派遣の禁止の緩和、ホワイトカラーエグゼンプションの提案なども含まれています。
　橋下市長は昨年９月、「チャレンジ特区」として、労働者に一定の報酬を支払えば、労働時間の規制を緩和したり、企業の判断で労働者を解雇しやすくするという仕組みを、御堂筋エリアを対象に設ける構想を打ち出したことがあります。
　企業が活躍しやすくするための規制緩和として、いつも出てくるのが「雇用の規制緩和」で、安倍政権でも改悪が狙われています。

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