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堺市長選・住民投票同時実施構想批判の橋下・維新の会の“ご都合”

 堺市の竹山修身市長が今秋の同市長選挙と同時に大阪都構想の是非を問う住民投票を検討していることに対して、「維新の会」の橋下徹共同代表が、「とち狂っている」、松井一郎幹事長(府知事)は「住民のみなさんが判断できないことを無理矢理判断させようとしている」などと批判していると報道されています。
 市長選と同時に住民投票を実施することの是非は置くとして、橋下氏や松井氏の発言はちょっとヘン。

 橋下氏らは、今は区割りや財政調整など制度の中身が決まっておらず「堺市民は判断できない」、「都構想の中身が分からない段階で住民投票にかけてどうするのか」など大阪市役所で記者団に語ったとのこと。

 それでは、橋下氏が「都構想の方向性が信任された」とする一昨年の知事・大阪市長ダブル選ではどうだったか。
 都構想が単一争点ではなかったのはもちろん、都構想については中身が不明どころか、維新の会は、宣伝物で「大阪市をバラバラにしません」、「24色の鮮やかな大阪市に変えます」などと意図的に市民をミスリード。
 しかも橋下氏と対立候補の現職市長との得票比は6対4。
 とても信任されたとは言えないでしょう。
 「とち狂っている」などの発言は、選挙で勝ったから都構想は信任されたとする言い分を自ら掘り崩すものです。

 さらに橋下氏は「完全に自分の選挙のためのもの」とも竹山氏を批判。
 ところが、維新の会政調会長の浅田均府議は、「住民投票だけでは不十分なので何らかの政治日程を考える必要がある」と住民投票とセットで知事、大阪市長選を実施する考えを示したといいます(「朝日」8日付)。

 既成政党批判を掲げて総選挙に乗り出しながら、既存政党の代表格・自民党の見事なまでの補完勢力となり、企業献金禁止をいいながら規約付則で当面OKなど、時々の都合で、なんでもありの「維新の会」。
 “ぶれ”の背景には、同会の政策や行動が、国民、住民の願いから出発していないことが背景にありそうです。









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