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補正予算・「構造改革」協力 安倍首相、橋下氏と会談

 安倍晋三首相は11日、大阪市内のホテルで「日本維新の会」代表代行の橋下徹大阪市長、同幹事長の松井一郎府知事と会談しました。首相は、同日決定した政府の緊急経済対策を説明。その裏付け地なる2012年度補正予算案への協力を求めました。「維新」側は採決で賛成する方針を示唆しました。首相には、夏の参院選をにらみ、「維新」と民主党などとの野党共闘にくさひを打ち込むねらいもあるとみられます。
 会談では、首相が「大阪は東京と同じ日本を引っ張るエンジンだ」などと発言。橋下氏は、これに対し「構造改革」の徹底を要望したと語っています。
 橋下氏側は、規制緩和や進出企業への府市の地方税を最大ゼロまで引き下げた「関西イノベーション国際戦略総合特区」における国の法人税減税、大阪湾の人工島・夢洲にカジノを誘致するための法整備などを要望しました。首相もおおむね前向きに応じたといいます。
 会談後、松井氏は補正予算案への対応について「方向性は同じなんでね」と発言。橋下氏も「何でもかんでも反対の野党にはならない」と述べました。
 また、橋下氏はカジノを含む「統合型リゾート」(IR)について、「阿部首相のもとでできると思う。“地元反対”ってことに必ずなるけれども、地元は僕と知事でまとめていく」と発言。松井氏は「カジノはIR全体の5%未満。IRイコールカジノと報道されるので、いろいろと誤解がある」と言い訳しました。


「しんぶん赤旗」2013年1月12日付より





 橋下、松井両氏が「強い大阪」・「強い日本」の再生に関する提案の項目は以下のとおり。
 関空アクセスや淀川左岸線建設など、産業インフラ整備や特区による企業活動支援・混合診療解禁など、経済界がかねて求めてきた、企業の国際競争力支援、活動しやすい地域づくりをすすめる内容が並んでいます。


「強い大阪」・「強い日本」の再生に関する提案(項目)



1.国土強靱化

 @首都機能バックアップ拠点

 A戦略的インフラ整備(リニア中央新幹線、北陸新幹線、関空アクセス、淀川左岸線)

 Bうめきた地区開発

 C防災・減殺対策

 Dインフラの再生(タイミングよく)

 E連続立体交差事業

2.イノベーションのための規制改革

 @国際戦略総合特区における支援策の拡充

 A「ドラッグ・ラグ」解消、BNCT早期実用化(PMDA−WESTを核とする「医療産業ナショナルセンター」

 B特区内「混合診療」解禁(医療保険の「保険外併用療養」の対象拡大)

 C新規発電事業者の参入促進(電力システム改革の推進等)

3.統合型リゾート(IR)の立地実現

4.教育再生

 @“大阪発”の教育改革

 Aボリュームゾーン強化(高校授業料無償化はボリュームゾーンまでカバーを)

■ 新たな大都市制度(いわゆる大阪都)の実現に向けて

■ “大阪発”の公務員制度改革等





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