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大阪府新年度予算案の組み替えを提案

 日本共産党府議団は、3月23日の府議会本会議で、大阪府新年度予算案の組み替えを求める動議をおこないました。
 提案にあたり、曽呂利邦雄府議が提案理由を説明しました。
 組み替え動議は、維新、公明、自民、民主等の反対で否決されました。




日本共産党の「平成24年度大阪府一般会計予算並びに特別会計予算の組み替えを求める動議」は以下の通りです。

平成24年度大阪府一般会計予算並びに特別会計予算の組み替えを求める動議

2012年3月23日


大阪府議会議長 浅田 均 様

提出者
大阪府議会議員   宮原 威   くち原 亮   堀田 文一   曽呂利邦雄



平成24年度大阪府一般会計予算並びに特別会計予算の組み替えを求める動議

平成24年度大阪府一般会計予算並びに特別会計予算を、下記により組み替えるよう要求する。

1.自然エネルギーの利用促進融資枠の拡大。

2.通院子ども医療費助成対象の就学前への引き上げ。

3.府的障害者団体への運営費補助の復活、街かどデイハウスへの支援復活。

4.国民健康保険料引き下げ、前年より所得が大幅に低下した低所得者の医療費減免制度の実施。

5.介護保険財政安定化基金を活用した保険料の抑制。

6.小中学校35人学級の拡大(小学3年生、中学校1年生に 。)

7.中学校給食実施市町村への初期投資費用補助率の3分の2への増額。

8.千里救命・救急センターへの府独自補助の復活。

9.住宅耐震診断・改修補助制度の充実。

10.河川の老朽護岸対策の前倒し実施。

11.府営住宅内公園の売却中止。

12.以上の措置に要する財源は、財政調整基金等で対応する。





提 出 理 由

 勤労者の収入が落ち混み続け、中小商工業者の経営も厳しく、府民の暮らしや大阪経済は深刻な状況に置かれている。
 こうしたときこそ、暮らしを応援し、消費を促すことが求められる。
 ところが、提案されている新年度予算案は、これにこたえるものとなっていない。
 よって、福祉、医療施策・制度の充実、府民の安全対策と自然エネルギー利用促進、少人数学級拡充など、府民の暮らしと福祉を応援し、地域経済振興にもつなげるため、本動議を提出する。



曽呂利邦雄府議の提案理由説明は以下の通りです。

 日本共産党大阪府議会議員団の曽呂利邦雄です。
 「平成24年度大阪府一般会計予算並びに特別会計予算の組み替えを求める動議」について議員団を代表して提案理由を説明いたします。
 府民生活はこの10年間で、一世帯あたり収入が月に約3万円の減少となる一方、税と社会保険料は約2千5百円以上も増え、将来に対する生活不安もあり消費支出は約3万8千円も減っています。
 そして消費支出の落ち込みは大阪経済の後退をもたらし、大阪府内総生産もこの10年間で9%も低下しています。
 こうしたときこそ、府民の暮らしと中小企業を応援し内需を拡大することが求められますが、提案されている新年度予算案は、これにこたえるものとはなっていません。
 よって、日本共産党大阪府議会議員団は、福祉、医療の充実、府民の安全対策、自然エネルギー利用促進、少人数学級拡充など、府民の暮らしを応援し、大阪の地域経済振興にもつなげるため、予算の組み替えを求めるものです。
 その内容は、自然エネルギーの利用促進融資枠を大幅に拡大する、 子ども医療費の助成対象を就学前まで広げ、小中学校35人以下学級を小学3年生と中学校1年生でも実施する、千里救命・救急センターへの府独自補助を復活する、府営住宅内公園の売却中止などです。
 以上の措置に要する財源は、財政調整基金等で十分対応する事ができます。
 本動議に議員のみなさんのご賛同をお願いし、趣旨説明といたします。






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