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障害者向け体育館残った! 稲スポーツセンター 党派超えた運動実る

 松井一郎知事は、2月23日の府議会本会議で、継続審査となっていた府立の障害者向け体育館「稲(いな)スポーツセンター」(箕面市)の廃止条例案を取り下げました。存続を求め1万5千人分を超える署名を知事に提出していた利用者から、喜びの声が上がっています。

橋下前知事提案を松井知事が撤回

 センターは、障害者のスポーツや文化、レクリエーション活動を支援するため、1996年に開館しました。年間に述べ約33000人が利用します。車いすバスケットボールや知的障害者のエアロビクス教室などが開かれ、卓球やビームライフル射撃などでは全国大会優勝者も生みました。

党派を超えた運動が広がり

 昨年9月、当時の橋下徹府知事が「府が担うべき事業ではない」として、府議会にセンターの廃止条例を提案。その後に府は利用者への説明会を開きました。
 これに対し利用者や家族らはセンター「守る会」を結成し、存続を求める運動を展開。運動は党派を超えて広がりました。
 府は豊中市と箕面市にセンターの機能の分担を求めました。しかし豊中市議会では、自民党が府にセンターの継続を求め橋下前知事の廃止案が撒回された稲スポーツセンターの継続を求める意見書を提出し、全会一致で採択。これを受けて箕面市議会でも、共産党が同種の意見書を提出し、ここでも全会一致で採択しました。

施策後退でしかないと指摘

 府は次に、府が2市や吹田市内のスポーツ施設を借りて継続運営すると表明しましたが、利用者は別々の施設に分散することになるため反発。さらに「府が担うべき事業ではない」とした当初の廃止理由を府自ら否定することになりました。
 また府は、センターの事業の大半は初心者向けだから、市町村が実施すべきという見解を示していましたが、日本共産党の堀田文一府議は、決算特別委員会で、「障害者スポーツ振興施策の後退でしかない」と論陣を張りました。
 同党は来年度予算編成についての重点要望でセンター存続を盛り込み、委員会でも存続を主張しました。

利用者になお残る不安要素

 存続は決まったものの、利用者にはなお不安が残っています。現在の建物は児童福祉のために転用され、センターは同じ敷地内に新設されます。工事のために、ことし10月から休館し、早ければ再来年春に再開する見込みです。
 休館中、スポーツ・文化教室は、周辺市などの建物を借りて継続されますが、利用しやすいか、問題は残ります。
 また新施設の設計や、現在の指導員が残るのかなども、これからの課題です。

利用者らに府担当者が謝罪

 府は2月25日に箕面市内で説明会を開き、担当者は「利用者に大変な苦痛を与えた」と謝罪し、「今後は利用者と同じ方向を向いて参りたい」と述べました。堀田府議は「民意は皆さんの気持ちそのものだ」と、利用者のこれからの運動を励ましました。同党の山本一徳豊中市議、車いす議員である羽藤隆箕面市議も駆け付けあいさつしました。(2012年3月4日付「大阪民主新報」より)



「大阪民主新報」2012年3月4日付より





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