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民主・中立的議会運営を 党大阪府議団が議長に要請

 日本共産党大阪府議団(石川多枝団長)は23日、同日選出された金城克典議長と紀田馨副議長(ともに大阪維新の会)に「大阪府議会の運営についての提案」を提出し実行を求めました。
 府議会ではこれまで議長は第1会派、副議長は第2会派が慣例でしたが、今年度は副議長に維新が立候補したため第2会派の公明と選挙になり過半数を握る維新が選出されました。
 申し入れでは、物価高などで大阪の暮らしと経済が深刻になる中、府民の暮らしや多様な意見を府政に反映させる議会への機能強化と運営改善が不可欠と強調。民主的・中立的な議会運営を行い、全会派・全議員の意見を尊重し発言機会を保障するよう求めているほか、▽本会議での議案採決時の討論を少数会派を含む全会派に認める▽議会運営委員会への少数会派への参加を認める▽請願提出者の説明や議員による質疑ができるようにする-など6項目を掲げています。
 金城氏らは「各会派と相談していきたい」と述べました。



「しんぶん赤旗」2025年5月25日付より

提出した「大阪府議会の運営についての提案」は以下の通りです。

2025年5月23日

大阪府議会議長  金城 克典 様
大阪府議会副議長 紀田  馨  様

日本共産党大阪府議会議員団
団長 石川 たえ

大阪府議会の運営についての提案

 大阪の暮らしと経済は、コロナ禍に続く物価高騰や「トランプ関税」など、重大なマイナス要因に直面しています。大阪府議会には、二元代表制に基づき、府民の苦難軽減を図る政策のさらなる立案・推進が求められています。
 そのためには、全ての議員が対等、平等に活動でき、府民の暮らしの実状や多様な意見をくみ上げ府政に反映させる議会への機能強化と運営改善が不可欠です。
 よって、下記事項の速やかな実施を提案します。

1.民主的かつ中立公正な議会運営を行うとともに、少数会派を含む全会派・全議員の意見を尊重し発言機会を保障するよう努める。

2.本会議での議案採決時の討論を、少数会派を含む全会派に認める。

3.議会運営委員会への少数会派の参加を認める。

4.議会改革検討協議会の構成は少数会派を含む全会派とする。

5.府議会に提出された請願について、請願者および紹介議員の趣旨説明を認めるとともに、質疑の時間を別途確保する。

6.各常任委員会での決算審査にあたっては、所属委員1人あたり一般審査は60分、知事質問は答弁を除き10分の時間を確保する。

以上



   
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