府議会委

夕陽丘職業技術専門校

福祉サービス科


堀田議員、廃止撤回を要求

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     府議会決算特別委員会で27日、日本共産党の堀田文一議員が夕陽丘高等職業技術専門校の福祉サービス科廃止問題で質問しました。
 同専門校の福祉サービス科は1992年度から高齢者や障害者などの介護や介助、家事などの業務に対応できる訓練を実施し、現在955人の修了者を出しています。
 ここ3年間の応募倍率は2000年度7・14倍、01年度3・38倍、02年度6・70倍と高く、就職率も74%から88%と他のコースと比べても高い状況です。
 府は2000年度から01年度に約16億8000万円をかけて同専門校を建て替え、建物の約3割を占めるスペースに、福祉サービス科に必要な調理実習室、介護実習室、入浴実習室などを整備しましたが、府は03年9月になって突然、福祉サービス科を廃止すると発表しました。
 堀田議員は、同専門校は府民のニーズにあっており、そのシステムは全国で15都道府県22校でも同様に実施されており、、民間の学校と研修内容に差異があっても、介護保険法にもとづく充実したカリキュラムを実施していると指摘し、廃止する理由はないと主張しました。
 府は「専門校として充実してきたが役割は終えた」と廃止の強行姿勢を変えませんでした。




2003年11月12日付
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日本共産党大阪府議会議員団




2003年11月28日付
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日本共産党大阪府議会議員団