助成維持を要求 福祉4医療で小谷議員

府議会一般質問

.日本共産党の小谷みすず大阪府議は、9月30日の府議会で、福社4医療費助成制度などについて質問し、必要な対策を求めました。

 府は市町村と福祉4医療費助成制度見直しの研究会を立ち上げ、11月にも中間報告を出そうとしています。しかし、研究会では、医療費の一割負担や所得制限を導入した場合、制度を利用してきた55万人への影響を検討していません。
 
 小谷府議は、影響調査をするとともに、「現在の1回500円の負担でも給料前には受診を控えている。1割になったら受診は控えざるをえず、病気が長引けば仕事に行けなくなり、生活がたちまち立ちゆかなくなる」という母子家庭の実態を示し、制度は府民の命綱であり、府議会で1割負担に賛成の声はなく、現行制度を維持するよう求めました。

 橋下徹知事は「制度を持続可能なものとするためには一定の見直しはさけられない」と答えました。

(質問大要はこちら)


2008年10月3日付「しんぶん赤旗」より