福祉・教育守り 中小企業支援 府庁周辺を250人デモ

初日の府議会にアピール

 府民要求連絡会は2月定例府議会開会日の20日、府庁包囲行動を取り組み、250人が参加しました。


参加者は集会後、大阪府中央区の府庁周辺をデモ行進し、「大阪府は府民のくらしと福祉を守れ」「行財政改革プログラム案を見直せ」とアピールしました。


日本共産党府議団は、全員で参加者を激励しました。


府議団を代表して小林隆義議員があいさつし、「貧困と格差を広げる国の悪政から府民のくらしを守ることが求められているが、太田府政は無駄な大型開発や同和事業を継続する一方、暮らしにかかわる施策は切り捨てている。府議会で府民の要求や意見を反映させ、逆立ち府政をただしていきたい」と決意を表明しました。


大阪私学教職員組合の岩井繁和事務局長は、「大阪府は私学の運営費の助成をなくそうとしている。私たちの請願に賛成してくれるのは日本共産党だけ。政治の流れを変えるたたかいなしに私学助成はまもれない」と訴えました。


全大阪生活と健康を守る会事務局の江田有子さんは、府営住宅の地位継承を配偶者のみへと改悪しようとしているとのべ、改悪反対の運動をしていくと語りました。


参加者は府庁包囲行動後、福祉、教育を守り、中小業者の経営支援を求める1万7千3百52人分の請願署名を府議会に提出しました。

2007年2月21日付「しんぶん赤旗」より