付都市計画審議会 用途地域変更に反対

和田府議「箕面の自然破壊」

 2006年度第3回大阪府都市計画審議会が5日、大阪市内で開催され、箕面市小野原西特定土地区画整理事業に伴う用途地域変更議案ついて審議しました。


議案は区画整理事業に伴って第一種中高層住居専用地域を、より広い規模の店舗や事務所、遊技施設の設置などが可能になる第二種高層住居専用地域へ変更するというもの。


日本共産党の和田正徳府議は、環境悪化につながるとして変更に反対しました。この区画整理事業については1999年7月の都市計画審議会で和田府議が、箕面の貴重な里山と自然を破壊するものとして反対を表明しました。


また審議会では、府民一人あたりの緑の面積を13平方b、府内の緑被率を15%に高めるための方策について検討している大阪府広域緑地計画の改訂(07年度)についての中間報告がありました。


和田府議は緑の必要性を強調する一方で大規模な自然と緑を破壊する都市計画審議会で数多くが決定されてきた問題を指摘。


都市計画審議会として、自然と緑を守る実効ある対応をするべきだと意見を述べました。

2007年2月11日付「しんぶん赤旗」より