府議会委

"被災地への救援物資搬送"

"ボランティア支援を"

岸上府議

 


    日本共産党の岸上しずき府議は、17日の府議会安全・安心都市環境調査特別委員会で、災害復旧・被災者支援でのボランティアの役割などについて質問しました。
 岸上議員は、府内から他府県の被災地に支援に向かうなどボランティアが重要な役割を果たしていることを指摘し、支援強化を求めました。
 新潟県中越大震災被災者への救援物資搬送について、対象車両が高速道路を無料通行できることを国交省が全都道府県に知らせていることをあげて府の対応をただしました。
 岸上議員は、東京都が現地の対策本部やボランティア本部からの要請があれば無料通行書を発行しているのに、大阪府は現地対策本部の要請が確認できなければ発行しない措置をとったことを指摘。府民の善意を抑制するような取り組みをすべきでないと改善を求めました。


 府は、ボランティアが重要な役割を果たしていることを認め、ボランティアは自主的な意思で行われるものだが、高速道路の無料通行については今後混乱の無いよう国に取り扱いの明確化を求めていくと答えました。
 津波からの避難誘導の問題で岸上議員は、堺市の沿岸部で津波避難対象区域に指定されている新日鉄堺の跡地で、アミューズメント施設や商業施設の建設が計画されている問題点を指摘しました。

2004年12月21日付「しんぶん赤旗」より
go back to toppage
日本共産党大阪府議会議員団