"戦争で傷つくのは弱い人"

"息子、孫をとられたくない"

憲法会議宣伝に署名次々

京橋駅前

 大阪憲法会議(憲法改悪阻止大阪府各界連絡会議)は1日夕、京橋駅前で「戦争放棄の憲法9条まもろう」と街頭宣伝を行い、憲法改悪反対の署名を集めました。同会議に参加する各団体から35人が参加し、1時間で83人分の署名を集めました。
 参加者はそれぞれマイクを握り、9条改悪反対の思いをアピールしました。
 日本共産党の黒田まさ子府議は、「憲法には9条のほかに、数々の国民の権利がうたわれています。地方自治の精神もきちんと書きこまれています。この憲法を生かすための政治がどんどんと悪くなってきている。ここに大きな問題があります。今こそ力を合わせて、憲法が生きる社会をごいっしょにつくっていきましょう」と訴えました。

9条改悪反対の署名をする市民=1日、京橋駅前

 署名をした高校2年生の男子(17)=寝屋川市=は、「イラク戦争を見ても、結局、傷つくのは子どもや女性など弱い人。平和を守っていきたい。平和が一番。ブッシュは戦争をはじめるのが早かった。話し合っていたら戦争にならなかったのではないか」と話していました。
 「広島で被爆しているから、とくに戦争反対の思いが強い」という女性(62)=平野区=は、「平和を守っていきたい。息子が3人いて、それぞれに孫がいる。戦争に取られるのは絶対にいや」と語っていました。



2004年10月2日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団