吉井衆院議員、南港火電を視察

国の検査官、関電社員は激減

安全・検査体制強化を



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南港火力発電所を視察する吉井衆院議員、左に小谷みすず議員ら。=3日、大阪市





日本共産党の吉井英勝衆院議員は3日、大阪市の関西電力南港火力発電所を視察し、安全対策と検査体制を徹底的に強めるよう求めました。
 吉井議員は、美浜原発の二次冷却系の事故は火力発電所にも起こりうると指摘。原発のタービン入り口温度は280度70気圧に対し、火力発電所は538度246気圧と、かなり高温高圧になっており、タービン建屋での配管事故があると深刻な問題が生じるとのべ、徹底した安全対策を求めました。
 配管について、関電が国に報告した「定期安全レビュー報告書」では、日本は配管の肉厚で「異常な減肉を示している部分は認められなかった」としていたが、実際は28年間検査していないところで事故がおきたことを指摘。検査体制を強め、減肉管理をすすめるべきだとのべました。
 浜田明良所長は、配管の検査について、火力の場合はこれまで肉厚を測定する指針はなく、測定計画を現在策定中であるとのべました。
 吉井議員は、@国の発電所関係の検査官(電気工作物検査官)が1980年度には164人いたのが2003年度は123人へと25%も減っているA関電自身も火力発電所社員は95年度2960人だったのが03年度は1500人に半減しているB一方、関電協力会社社員が03年度で1200人にのぼっている―ことを示し、国と関電の責任でしっかりした検査体制と安全対策をもつことの重要性を強調しました。
 浜田所長は「技術面での問題はない」とのべました。
 視察には、石井郁子衆院議員秘書、小谷みすず府議、姫野浄、石川莞爾、渡司孝一の各大阪市議、足立義孝衆院大阪3区国民運動部長らが同行しました。










2004年9月4日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団