3人の無事解放へ力尽くせ

 
党府委員会と宮本参院議員訴え

派兵の根本問い直しを

        日本共産党大阪府委員会は12日朝、大阪市中央区本町の街頭で「イラクで拘束されている3人の民間人が無事解放されること、政府はそのために全力を尽くすことを求めます」と訴え、「しんぶん赤旗」の購読を呼びかけました。
 イラクでの緊迫した事態に、休刊を取りやめて発行した「しんぶん赤旗」日刊紙を広げて緊急宣伝。宮本たけし参院議員は「NGOや民間団体は自衛隊がイラクに行く前から、人道支援に取り組んできた」とし、国会での議論でもNGOの代表が、軍隊を送るよりもずっと費用対効果のある支援をしているとのべ、自衛隊が派遣されることで逆に危険が高まり人道支援に支障をきたす恐れがあると証言したことをあげ、小泉政権が「自衛隊でなければ人道復興支援はできない」としてきた誤りを指摘しました。
 イラク全土が戦闘状態というもとで、「非戦闘地域に送る」という特措法の前提も崩れており、「無法なアメリカ軍の占領に加担する自衛隊の派遣は中止すべきだ」「自衛隊派遣の根本を改めて問い直しましょう」と呼びかけ、「世界の中での日本の自衛隊派遣の意味を数多くの事実から明らかにしている『しんぶん赤旗』を購読してください」と訴えました。
 奥村健二府議も参加してマイクを握りました。





2004年4月13日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団