府議会委

 
 鳥インフルエンザ被害

関連業者にも損失補償

 
小谷議員要求に知事答弁



質問に立つ小谷議員(左)=23日、環境農林常任委員会


 日本共産党の小谷みすず府議は23日、府議会環境農林常任委員会で、鳥インフルエンザの損失補償問題や、大阪湾沿岸地域を中心に産業廃棄物処理施設を集中させる「大阪エコエリア構想」などについて太田房江知事に対応を問いました。
 鳥インフルエンザの損失補償について、小谷氏は、卵を出荷できない状態が続いている移動禁止区域内の養鶏農家はもちろん、区域外の農家や配送業者、焼き鳥屋、鶏肉店など区域外で被害を受けている関連業者も含めて損失補償すべきだと迫りました。特別な飼育方法で単価の高い卵を生産している農家などには、実情に応じた補償を求めました。
 太田知事は、実情に応じた損失補償を含め、農家・関連業者への支援を行いたいと答弁しました。エコエリア構想については、周辺環境への十分な配慮が必要とし、廃棄物輸送には密閉型の車を使うと答弁しました。






 




2004年3月26日付「しんぶん赤旗」より
go back to toppage
日本共産党大阪府議会議員団