府議会委

 
定時制高校半減見直し要求

 
奥村府議

 


 大阪府議会教育文化常任委員会で23日、日本共産党の奥村健二議員が質問に立ち、定時制高校半減計画などについてただしました。
 府がすすめる定時制高校の半減化では通学時間が長くなり、定時制に通うのをあきらめざるをえなくなる生徒がでてきます。
 奥村議員は、通学時間が長くなるのは、教育を受けられるかどうかの大きな問題であることを指摘。「廃止されることになる9校の1年生の通学時間は30分台までが8割。近いからこそ通え、自転車通学が75%を超えている学校は6校ある。負担の増大が勉学の条件をきびしくするという認識はあるか」とただしました。
 また、「残った学校を充実させるというが、学校に入学できてこそ受けられる『サービス』だ」とのべ、「府民の中に大きな負担と疑問があるにもかかわらず、廃止の結論をおしつける知事と教育委員会の姿勢は許されない」と計画の再検討を求めました。
 太田知事は「一部の人に多少の負担、痛みがあるかもしれないが施設設備の改善など期待に応えるもの」で、再検討の考えのないことを示しました。







 




2004年3月27日付「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団