府議会委

 
阪神高速道路大和川線

“「税金500億円」撤回を”  

 
知事に小林議員

 


 22日の府議会土木建築常任委員会で質問にたった日本共産党の小林隆義議員は、阪神高速大和川線建設問題、府営住宅駐車場料金の値上げ問題について太田知事にただしました。
 阪神高速大和川線は、道路公団の民営化のなかで、不採算路線として公団が建設を中止した路線。府は府民の税金をつぎ込んで府道として、計画どおり建設を続行しようとしています。
 小林議員は、財政がひっぱくし、利用台数など予測を大きく下回っているなか、府民の税金を500億円もつぎこんで建設する必要性はどこにもなく、車線、料金所などの改善こそすすめるべきだと計画の撤回を求めました。
 太田知事は、「大和川線は大阪の再生に不可欠、事業の中断を避けるためにもすすめていく」と答えました。
 小林議員は、府営住宅の駐車場料金値上げ問題について「近傍の民間駐車場や所得階層が違う住宅と比較して差があるとして公営住宅の目的、大阪府住宅条例
第49条にてらしても、民間と比較して低廉な料金を設定すべきであり、値上げするのは間違っている」と値上げ撤回を求めました。
 太田知事は、「撤回する考えはない」と拒否しました。






 




2004年3月24日付「しんぶん赤旗」より
go back to toppage
日本共産党大阪府議会議員団