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石川たえ議員
日本共産党の石川たえです。
町村議長会編集の議員必携によると、「議員定数は多元的な意思を統合し自治体の意思を決定するのにふさわしい規模であることが必要」とされています。
なぜ「全国一スリム」な議会が必要なのか教えて下さい。
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西林克敏議員(大阪維新の会大阪府議会議員団)
なぜ「日本一スリムな議会」が必要なのかお答えをさせて頂きます。
最大の理由は、我々は選挙戦を通じて府民の皆様にこの改革を公約として掲げて、多くの市民(ママ)の皆様からご支持を頂いて、議会での負託を受けたことでございます。
民主主義の根幹は府民との約束を誠実に果たすことであります。この公約は私たちが大阪の議会改革を牽引していくという強い決意表明であり、その達成に向けて議論を深め実行に移していくことは、選出された議員として当然の責務であるという風に考えております。
また、この「スリム化」という目標は、単なる議席数の削減を目的とするものではございません。全国的な人口減少の局面を迎えて、行政と議会はより一層の効率化と高度な政策立案能力が求められていると認識しております。
限られた人数の中でいかに府民の皆様の期待に応えて議会としての機能と質を最大化していくのか、常に身を削り形式に固執することなく議会の最適化を追い求めていく、この姿勢こそがこれからの時代に府民の皆様に信頼される議会のあるべき姿だと、我々確信をいたしております。
私たちはこの公約の実現を通じて、大阪から地方議会の新たなモデルを提示し、引き続き府民の皆様の負託に応えて参る決意でございます。以上です。
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石川議員
検討協議会で参考人は「東京都議会を基準にして他の道府県議会が議員定数を算出することはやはり無理がある」と言われていました。この指摘からすると、東京と比べることには無理があります。
「全国一スリム」という根拠を教えて下さい。
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西林議員
「全国一スリム」の根拠についてお答えをさせて頂きます。
議会改革検討協議会において頂いた、「他の自治体を基準にして議員定数を算出することに無理がある」と先ほど申されておりましたけれども、この参考人のご意見につきましては、議会の実状を多角的にとらえる上で非常に有意義な指摘であるという風に、私たちもその思いを真摯に受け止めさせていただいております。
その上で、私たちが全国都道府県で「最もスリム」な大阪府議会という目標を掲げる根拠につきましては、最大の理由は、これが大阪府民の皆様と交わした公約であり、民主主義のプロセスにおいて選出された議員としてその公約の実現に向けて全力を尽くす責務があるからでございます。
この目標は決して他の自治体の制度を安易に模倣したものではございません。これまで大阪府議会が長年に渡り積み重ねてきた議員定数にかかる議論の蓄積や、議会改革を不断に進めてきた歴史的な歩みを深く踏まえた上で設定された、我々独自の道しるべであります。
過去の改革において大阪府議会は常に先進的な役割を担って参りました。その改革の延長線上に現在の「日本一スリムな議会」という到達目標がございます。以上でございます。
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石川議員
前回府議選での一票の格差は最大2.19倍。改正案では2.32倍とさらに広がります。
スリムにするためには一票の格差は広がっても仕方がないと考えておられますか。
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西林議員
一票の格差が広がっても良いのかというご質問にお答えいたします。
まず我々、前提といたしまして、私たちが目指す「最もスリム」な議会という目標が一票の格差を拡大させることを容認するものでは断じてございません。
「全国一スリム」な議会を目指すことと投票価値の平等を追求することは、議会の公正性と信頼性を高めるという点で、未来の車の両輪のような関係にあると考えております。どちらかを犠牲にしても良いという考えはございません。
もちろん定数を削減すれば、選挙区の状況によっては一時的に格差の拡大要因が生じる可能性があることは認識しております。しかし、だからといって定数改革の手を緩めることは議会の停滞を招くという風に考えます。
我々の責務は2つ目の目標、高い次元で両立させるための知恵を絞り出すことにございます。具体的には、先ほどにも触れました逆転現象の解消を最優先課題と位置づけての合区の検討や区割りの見直しといった是正策を、シュミレーション(ママ)に基づき、現実的かつ法的適正な範囲で模索し続けることであります。限られた定数の中でいかに公平な民意を反映させるのか、この困難な課題に正面から向き合うことこそ改革の最前線を走る大阪府議会の使命であるという風に考えます
「スリム化」を目標達成としつつ格差の是正を怠らない、この2つを同時に成し遂げるための不断の努力こそが、府民の皆様からの負託にお応えする姿勢であると確信いたしております。以上です。
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石川議員
改正案では、1人区がさらに増え39選挙区、死票も増えます。
これで広く府民の民意が反映されると思われますか。
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西林議員
1人区が現行制度より増えても民意が反映されるのかというご質問であります。
定数削減による1人区が増加することと、府民の皆様の意思が正しく反映されるか否かという点についてお答えをさせて頂きたいと思います。
1人区が増えることが直ちに民意の反映を阻害するとは考えておりません。議員が広範な府民の皆様の声に耳を傾けて政策に結びつける活動というものは、選挙区の定数に関わらず議員一人ひとりの不断の努力によって担保されるべきものだと認識しております。
今回の見直しに伴い、1人区が増加するという事実はございます。しかし議会の機能と いう観点から見れば、少数精鋭となることで意思決定がより機動的になり議論を迅速的かつスムーズに進められるようになるという側面もございます。これによって変化の激しい府政課題に対して、議会としてより機動的、起敏に対応して成果を出すことが可能になると考えております。
また、複数人区でなければ多様な民意を収集できないのではないかという懸念におきましても、多人数であれば必ずしも多様な民意が等しく反映されるとは限りません。逆に議会としての意思決定が分散してしまう側面などもございます。最終的には議員がどのような手段で府民の声を拾い上げて、議場でいかに議論を深めるかという議会活動の質こそが問われていると確信いたしております。以上でございます。
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石川議員
議場での議論と言われていましたが、この間定数削減が繰り返され、定数109の時と比べると年間の全議員の質問時間は258時間から196時間に大幅に減っています。
定数削減が議会の機能強化と本当に言えると思いますか。
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西林議員
議会機能強化につながるのかというご質問にお答えします。
現在、大阪府政を取りまく環境は激しく変化をしており、行政の課題も日々煩雑化しております。こうした時代において議会に求められるのは、単に議論の場を設けることだけでなく、府民の皆様の負託に対し迅速かつ的確に意思決定を行い結果を出す、機動的な議会運営であると我々認識いたしております。
定数の適正化を進めて少数精鋭の体制となることは、各議員1人ひとりがより密度の高い議論を行い責任を持って政策立案や行政監視に当たる風土を醸成することにつながります。意思決定のプロセスがより迅速に、クリアになることで、議会としての機動性が高まり、結果として府政の推進を力強く後押しする、より機能的な大阪府議会へと進化できるものであると確信をいたしております。つまり、定数の削減は単なる規模の縮小ではなく、議会全体がより組織的に、本質的な議論に集中するための質的な転換であります。
今後もこの限られた人数の中で、いかに府民の皆様のニーズを即座に汲み取り効果的な政策提言を行っていくのか、常に議会運営の効率化と機能強化を追求することで、府民の皆様に納得いただける力強い大阪府議会を築いてまいりたい。我々大阪維新の会議員団一同、決意をしております。
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(議長)石川議員に申し上げます。申し合わせの質問時間を超過していますので発言は完潔にお願いします。
石川議員
終わります。
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