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 第10回 万博・カジノ(その2)


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ギャンブル依存症対策は待ったなし

 ギャンブル依存を動機・原因とする犯罪が増えています。
 検挙内容で最も多いのは、賭博罪そのものではなく、ギャンブル資金欲しさに金品を盗む窃盗です。
 また、近年増加しているのが詐欺です。2015~18年ごろは年間10~20件でしたが、この数年は30~40件、2024年は49件です。オンラインカジノにはまって多重債務、取り立てから逃れるために“闇バイト”へ、という姿がうかがえます。
 大阪府こころの健康総合センターが2024年10月に行った調査によると、府内成人の1.5%にギャンブル等依存が疑われます。府内成人人口は約750万人なので、ギャンブル依存症が疑われる人は府内に11万人以上いることになります。
 ところが依存症専門医療機関を受診した人は2023年度の1年間でわずか662人。依存症が疑われる問題があっても、ほとんどの人が医療的ケアを受けていません。
 大阪府は、夢洲カジノ開業までに「大阪依存症センター」を開設するとしています。「相談・医療・回復へのワンストップ支援」 「普及啓発・情報発信」を行うとしていますが、場所や規模など具体的な中身はこれからです。
 国や府が本腰を入れてギャンブル依存症対策に取り組むことが急がれます。何より、一番の依存症対策はカジノをつくらないことです。(O)



   
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