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 第8回 医療・福祉(その2)


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病院ベッド減らしていいのか

 コロナで全国最多の8,557人の死者(2023年5月の「5類化」までの集計)を出した大阪府。医療体制の強化が不可欠です。
 ところが府内病院のベッド数は、ピーク時の2018年より1,600床以上も減っています。
 コロナ治療の主力となった急性期病床は、高度急性期を合わせても9年間で5千床以上減っています。
 背後にあるのが、国の自公政権が、医療費抑制のために「地域医療構想」の名で病床削減を進めていることです。大阪府はこれに基づき、急性期・高度急性期などの病床の削減、もしくは看護師が少ない回復期病床への転換に対し、補助金を支給して推進しています。
 コロナ禍の2020年度からの5年間で、削減(病床機能再編支援事業)656床、転換(病床転換事業)953床、計1,609床に達しています。府は2025年度も367床の削減・転換を計画しています。
 さらに自公政権は、病床削減に1床当たり410万4千円もの給付金を出す補正予算を、2024年11月の国の経済対策に盛り込みました。
 診療報酬引き下げと物価高騰に苦しむ全国の病院がこれに殺到。申請数は全国で計5万床以上、うち大阪府では2,514床にのぼっています。
 コロナの教訓にそむく、これら病床削減への誘導は中止し、新たな感染症パンデミックに備えた医療体制整備こそ急ぐべきです。(O)



   
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