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国民健康保険 加入者の所得は半減、国保料は3割増 大阪

 国民健康保険は、1980年代頃までは加入世帯の多くを自営業者や農林水産業者が占めていました。
 しかしその割合は年々減少し、いま大阪では自営業者・農林水産業者の割合は2割足らずです。
 一方で、高齢化や非正規雇用の増などにともない、被用者や無職の割合が増加しています(グラフ1)。

 このもとで、1990年度のピーク時には1人平均年間107万円だった加入者の所得は、2016年度は53万円と半減しています。
 なのに国保料は値上がりする一方です。
 1990年度は加入者1人平均年間6万9千円で、所得に占める負担は6.5%でした。
 それが2016年度は9万円になり、所得のうちの17.1%もの負担になっています(グラフ2)。







   


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