５月定例大阪府議会の閉会本会議が８日開かれ、補正予算案など知事提案の２４件すべてを賛成多数で可決しました。
　日本共産党は府立大学と大阪市立大学の統合関連議案に反対。病院の近隣に宿直医が待機する場合、宿直医を配置せず、近隣の別病院の宿直医も兼務できるよう規制緩和する条例改定、医寮費抑制へ介護老人保健施設の入所定員を医療圏の病床数から外す条例改定など４件に反対しました。２０１９年に大阪で開催されるＧ２０サミット警備・交通対策費などの一般会計補正予算案は賛成しました。
　決算特別委員会の定数を２０人から１４人に削滅する議員提案の議案は日本共産党は反対ましたが賛成多数で可決されました。
　犯罪被害者支援に関する条例制定を求める請願を全会一致で採択。福祉医療費助成制度の拡充を求める請願は日本共産党以外の反対で不採択となりました。