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医療費助成拡充こそ 改悪反対キャラバン始動

 日本共産党大阪府委員会は7日、子どもや障害者などの経済負担を軽減する大阪府の福祉4医療費助成制度の改悪に反対し、拡充を求めて府内を回るキャラバンをスタートさせ、枚方市内2カ所、豊中市内3カ所をまわりました。宮原威府議、あらい真衆院大阪8区候補、みわ智之衆院大阪11区候補、枚方市議、豊中市議らが街頭から訴えました。
 維新政治は、子ども、老人、ひとり親、障害者を対象に実施している福祉医療費助成制度を改悪し、院外薬局での調剤費500円の新たな負担など患者負担を引き上げようとしています。
 訴えた宮原氏は「25億円もあれば制度の継続は可能です。府が今行うべきは患者負担増なしで拡充することだ」と強調し、福祉医療費助成制度の負担増・対象外しストップ、拡充を求める運動を呼びかけました。
 枚方市の女性(79)は「少ない年金で、医療費が高くなれば生活ができない」と憤りました。

カジノより医療費助成 石川府議、各市議ら訴え

 大阪府の医療費助成制度拡充を求める日本共産党府委員会のキャラバンは13日、柏原、八尾、東大阪の各市を回りました。石川たえ府議と各市の共産党市議が街頭から訴えました。
 大阪府は福祉4医療費助成制度を見直し、患者の自己負担増を狙っています。石川氏は「今でも薬の回数を減らすことで節約している患者がいる。ギャンブル依存症を増やすカジノ誘致にお金を使うのではなく、医療費助成を増やすのが政治の責任だ」と強調しました。
 八尾市のアリオ八尾前で立ち止まって聞いていた同市在住の女性(34)は「その通りだと思う。弱い立場の人に税金を使ってほしい」と話しました。



「しんぶん赤旗」2017年1月8・14日付より



   


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