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大阪ダブル選結果 各界の声から

 11月22日に投開票された大阪ダブル選。各界のコメントや論評を紹介します。

各紙の社説・主張

都構想巡る対立再燃が心配だ「読売」
 大阪維新は、府・市議会とも過半数の議席を有していない。松井、吉村両氏は、意見の異なる人とも議論を尽くし、理解を得つつ、再生の道筋を描いてもらいたい。

対話の政治への転換を「毎日」
 維新の党の醜い分党騒ぎは収束していないが、大阪では橋下徹大阪市長の求心力がいまだに根強いことを見せつけた。…維新の勝因は、これまでの行財政改革が一定の支持を得たことや、東京一極集中が進む中で大阪の再生には橋下氏のような強烈な個性が必要というムードがあるからだろう。

対話と協力で改革を「大阪日日」
 圧勝によって都構想が支持されたとするのは早計だ。維新が説明するばら色の未来をもたらす統治機構の大改革であれば、20ある政令指定都市のうち大阪だけがそれを求めるのは奇異に映る。…それでも吉村氏が都構想にこだわるのであれば、メリットがもっと明確で確実になるよう練り直しが不可欠だ。

対話と融和を最優先に「朝日」
 今回の結果を、ゴーサインととらえるのは尚早だ。低迷する大阪は変えてほしいが、市を解体する都構想が唯一の道ではない。住民投票と選挙の相反する結果はそういう複雑な民意の表れではないか。

大阪を巡る混乱に終止符を「日経」
 それにしても構図のわかりにくい選挙だった。…国政選と地方選で政党の組み合わせが違うことや、党本部と地方組織の思惑がずれることは珍しくない。が、これほどいろいろな要素が絡むと大阪の有権者も何を基準に投票してよいのか迷ったことだろう。

確執捨て「前進」を目指せ「産経」
 評価はさまざまだが、“橋下流”の独善的な政治手法が確執を生んだのは否定できない。…「過去に戻すか、前に進めるか」が維新のスローガンだったが、対立と混乱の、過去に戻ってはいけない。敗れた非維新も有権者の選択をかみしめ、「前進」の歩調を合わせるべきだ。

各党の談話・コメント

民主党府連・おだち源幸代表
 民主党大阪府連は、大阪府知事選挙及び大阪市長選挙の結果を厳粛に受け止めるとともに、民意の表れとして尊重しなければならないと考えるところです。
 新しい大阪府知事、大阪市長へは、大阪の発展と府民・市民の暮らしの安心に向けた行政運営を期待します。
 そして、民主党大阪府連は、東の東京、西の大阪として、西日本の中心都市・大阪の発展について、全力で取り組んでまいります。

自民党府連・中山泰秀会長
 昨日行われました、大阪府知事選挙、大阪市長選挙、大阪市西成区の大阪市会議員補欠選挙、3つの選挙におきまして投票の結果が判明いたしました。
 栗原候補、柳本候補、矢田候補。皆様方お支えのもと、3候補とも厳しい戦いをよく健闘する事が出来ました。
 結果として推薦する候補が敗れた事は、自由民主党にとりまして誠に残念ではありますが、選挙結果を謙虚に受け止め、敗因を分析していきたいと考えています。
 今回の選挙戦におきまして、各候補者の必勝を期し、ご支援を賜りましたすべての皆様方に、衷心より感謝を申し上げます。
 3候補はもちろんの事、私たちは生まれ育った愛する街、大阪の繁栄発展、市民府民の健康と幸福を心から希求しています。
 今後とも日本国の繁栄を、愛する街、この大阪から実現する為にも私達が自らを奮い立たせ、聖徳太子のおつくりになられた最古の十七条憲法第1条の精神に則り、国民の為の政治に尽力して参る所存です。
 この度は、本当にお世話になりました。どうか今後ともよろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。 感 謝

公明党府本部
 W選挙、あまりにも早くに結果が出て非常に驚いている。
新しい知事、市長と現実的に大阪を前進させていくような議論を進めていきたい。

経済界のコメント

関西経済連合会・森詳介会長
 新しく選ばれた大阪府知事および大阪市長には、連携を密にして大阪の発展に尽くし、関西の発展を牽引していただくことを強く期待する。
 また、大阪府議会、大阪市議会とも与党の会派は過半数に満たないが、両トップには、必要な政策を前に進めるために、議会との建設的な議論を重ねていただくよう期待する。
 関経連としても、うめきた2期開発、リニア中央新幹線全線同時開業など、官民で取り組むプロジェクトにおいて、引き続き大阪府・市と連携し、大阪・関西の発展のために尽くす所存である。

関西経済同友会・村尾和俊代表幹事
○今般の選挙の結果、大阪府・市の首長が同一会派から選出された。今後、府・市それぞれの議会において、これまでの対立を乗り越え、合意形成を目指した建設的な取り組みが行われることを期待している。
○大阪府民・市民は、大阪の経済再生に関する施策が、迅速かつ着実に実現されることを望んでいる。関西経済は課題が山積しており、制度論の対立により、経済再生に向けた施策が後回しにされることがあってはならない。
○大阪は、広く関西全体の活性化を牽引する役割を担っており、関西域内の自治体との連携を強化していく必要がある。さらに、関西の活性化に期する思いは、当会も同じであり、経済界との継続的な対話の場を持ち、互いに知恵を出し、諸施策を展開していくべきと考えている。

大阪商工会議所・西村貞一会頭代行
○「大阪都構想」以外の争点が見えづらい中で、大阪維新の会による主張が、府民、市民にアピールした結果だと思う。
○ただ、大阪の抱える課題解決のためには、まずは、力強い経済成長を通じて財源を生み出し、住民の暮らしや都市環境を充実させる好循環の実現が不可欠。統治機構改革はそのための手段と考える。
○今の大阪の行政には、一刻の遅滞も許されない。松井知事、吉村市長には、「都市経営の最優先課題は経済成長」との認識を共有いただき、早急に、経済界と中小企業や成長産業の振興について意見交換できる場を設けられたい。







   


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