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阪神高速大和川線 追加工事新たに50億円 コンサルミスで府の姿勢批判

 日本共産党の宮原威議員は、22日の府議会都市住宅常任委員会で松井一郎知事に阪神高速大和川線のトンネル工事の一部(約200b)で、計約91億円の追加工事が必要となり、工事価格が当初の2倍以上になっている問題について質問しました。

 大和川線は松原市と堺市湾岸部を結ぶ有料道路(9.7`b)で、大部分を大和川左岸の堤防地下を通過する計画。
 この区間の当初価格は約75億円でしたが、2013年にも追加工事で41億円増、今回新たに50億円増となり、工事価格は166億円と当初の2.2倍に膨れあがることになります。

 宮原議員は、府が「コンサルタント会社の設計ミス」、「同社の意見を過信した」というが、河川のすぐそばという全国的にもまれな難工事で、大和川は、江戸時代に付け替えられたため土質も一定していないなどの問題があり、工事を行っているJV(共同企業体)が問題点を指摘しているのに、学識経験者の意見を聴くのが遅れ、国の専門機関の意見も聴かなかったなどの府の対応を批判しました。

 松井知事は、専門家であるコンサルタントが「問題ない」とすれば信じるのは当然など、府の対応に問題がなかったとの態度に終始しました。






   


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