臨時府議会２１日開会　副知事選任など

臨時府議会２１日開会　副知事選任など

　臨時府議会が２１日開会しました。
　小河保之副知事の任期が２３日に満了となり、後任の副知事を選任するため開かれたもの。
　後任の副知事には竹内廣行都市整備部長が選任されました。

　このほか、地域限定保育士制度を導入するための手数料条例を全会一致で可決しました。

　地域限定保育士は、国の特区制度によるもので、待機児童が多いなどの地域で年１回の保育士試験に加えて、２回目の保育士試験を実施、３年間に限り、その地域以外で保育士の仕事はできないというもの。
　４年目からは全国どこでも仕事ができます。

　日本共産党は、保育士不足の背景には、新しく働きはじめても続けられず、やめざるを得ないような厳しい労働条件があり、こうした保育士の労働条件の改善に取り組まずに試験機会だけを増やしても根本的な解決にはならないとして、特区ではなく全国で保育士の労働条件を含めて保育・子育て環境の整備が求められるとの立場をとりながら、待機児童対策の側面もあることなどから賛成しました。

→提出議案にたいする各会派の態度（大阪府議会ホームページへのリンク）

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