党府議団 20の意見書案提出 厚労相罷免、最賃引き上げ・・・

 日本共産党府議団は27日、開会中の2月府議会に「柳沢厚生労働大臣の罷免と国民の望む少子化対策を求める意見書」案など20本の意見書案を提出しました。


「柳沢厚生労働大臣の罷免と国民の望む少子化対策を求める意見書」案では、女性を「産む機械」とたとえたり、「子ども2人以上を持ちたい若者は健全」などとする同大臣の発言は、「女性の人間としての人格と尊厳を否定する許すことのできない発言」と批判。


安倍内閣が同大臣をかばい続けていることは内閣全体の人権へのモラル、少子と同レベルになると指摘しています。


「これまでの政府の少子化対策が長時間労働の横行や非正規・不安定雇用急増などの問題に背を向けて、少子化の責任を女性に押し付ける内容になっていることと無関係でない」とし、同大臣の罷免、国民が望む方向での少子化対策の抜本強化・拡充を求めています。


このほか、最低賃金の引き上げや、障害者自立支援法の見直し、介護保険の改善、人間らしく働ける労働法制、生活保護の母子加算廃止の中止など、府民の要望を盛り込んで多岐にわたり提出しています。

2007年2月28日付「しんぶん赤旗」より