日本共産党大阪府議会議員団



大阪府議会 開発推進し生活犠牲
新年度予算案可決 共産党は反対
 
 大阪府議会は22日本会議を開き、2006年度予算案ほか知事提出の152議案と議員提出の3議案のすべてを賛成多数で可決し閉会しました。日本共産党は、知事提案の議決案件中、06年度一般会計予算案や関西空港2期事業などの大型開発関連議案、府立青少年会館の指定管理者指定、規制強化の拡声機条例一部「改正」など39件に反対しました。
 
 焦点の一つとなった府立大学生命環境科学研究科(大学院)のりんくうタウン(泉佐野市)への移転は、議会最終日の22日、知事が急きょ、縮小案について説明。それを受けて同日、教育文化、総務の両常任委員会で審議され、「どこから縮小案がでたのか」「たった1日で審議しろということになる」など批判が相次ぎましたが、最終的に日本共産党以外の各派が賛成しました。
 
 議員提出のうち「府の出資法人等への関与事項を定める条例」は、府の出資割合が4分の1以上の出資法人等に対して知事が毎年度経営評価を行い、その結果を報告するなど府の関与を強めるもの。10月1日から実施します。
 

2006年3月24日付
「しんぶん赤旗」より
go back to toppage