"鳥獣対策、森林保全を"
 
府議会委 宮原議員が求める

 日本共産党の宮原たけし府議はこのほど、府議会決算特別委員会で、鳥獣被害対策や森林保全、食の安全問題を取り上げて質問しました。
 シカ、イノシシやアライグマによる被害は、府内に拡大し、被害額も2億3000万円にのぼっています。アライグマは家の中にまで入り、子どもの安全にとっても心配だという声もあがっています。
 宮原議員は「アライグマについては早急な防除対策を進めるべきで、シカやイノシシは被害を少なくするために猟友会への支援やわななどの捕獲方法ももっと工夫すべきではないか」とただしました。
 府は「アライグマ被害対策検討委員会で計画を立て、高齢化がすすむ猟友会へは若いボランティアを募るなど検討をすすめている」と答弁。
 府内の間伐必要面積は1、325fですが、2004年度に間伐したのは857fにとどまっています。宮原議員は「進まない理由は、間伐のための補助率が40%にとどまっているからではないか」とただしました。
  府は「アライグマ被害対策検討委員会で計画を立て、高齢化がすすむ猟友会へは若いボランティアを募るなど検討をすすめている」と答弁。
 府内の間伐必要面積は1、325fですが、2004年度に間伐したのは857fにとどまっています。宮原議員は「進まない理由は、間伐のための補助率が40%にとどまっているからではないか。公共事業への間伐材使用もさらにすすめるべきだ」とのべました。  宮原議員は、茨木卸売市場での春菊の残留農薬問題を取り上げ、「10月4日と6日に出荷された春菊に違反農薬が使用されていたことが分かったのは6日の夕方だが、マスコミ発表されたのは9日、消費者が知ったのは翌10日であり、なぜこのように発表が遅れたのか、6日の一次検査の時点で回収できなかったのか」と質問。府は「1次検査のあと出荷農家の特定、農薬の使用、流通ルートの確認のうえ、速やかに対応していく」と改善を示唆しました。  


2005年12月2日付
「しんぶん赤旗」より

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日本共産党大阪府議会議員団