警察常任委員会 

 
小林隆義議員  

"府迷惑防止条例厳正、慎重な運用を" 


 

 日本共産党の小林隆義府議はこのほど、府議会警察常任委員会で府迷惑防止条例改正案について質問しました。
  キタやミナミなどの歓楽街で、不当な客引きや迷惑ビラの配布などの規制を強化する、府迷惑防止条例改正の背景には、風俗店への強引・執拗(しつよう)な客の引き込みやビラの配布などから通行客などに著しく迷惑をかけ、街の雰囲気を悪くしているとして、周辺飲料店などから取り締まり強化の要望があります。一方、恣意的な運用で府民への不当な取り締まりが強化されないかとの心配もあり、小林議員は「警察官職務執行法や軽犯罪法のように乱用禁止を条例に書き込むべきで、運用は厳正、慎重であるべきだ」と求めました。
府警察本部は、迷惑防止条例改正案について、「条例に書いてあるかどうかを問わず、乱用してはいけないのは当然」「服装などからだけで判断することはない」との運用にあたっての考え方を示しました。






 小林議員は、空き交番の解消と昼間に配置されている交番相談員を子どもや住民が必要としている夕刻から夜間などに重点配置すべきと要求。障害者の社会参加を促すためにも、駐車禁止除外指定車を近隣府県並みの聴覚障害5級、体幹機能障害3級までに対象を拡大し、障害者手帳を持っていなくても、歩行が困難な介護度4の人も対象に加えるべきだと述べました。


2005年10月21日付
「しんぶん赤旗」より

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日本共産党大阪府議会議員団