りんくうゲートタワービル売却  
 
 


 
"府支援の根拠ない "
宮原議員決算示し指摘


 日本共産党の宮原たけし府議は、13日の府議会総務常任委員会で、破たんしたりんくうゲートタワービル会社に、府が税金を63億円投入して、新生銀行などに売却処理をしようとしている問題を取り上げました。宮原議員は、府がビル会社に補助をしなくとも利益が出ることを資料(別表)にもとづいて明らかにし、府の支援の根拠はないと指摘しました。 
 


 

2001年から04年度まで、すべての償却前利益は黒字(別表)であり、銀行が債権放棄をすれば利息はなく、府の公共的施設運営負担金がなくともほとんど黒字です。宮原府議は「府は、ビルを45億円で新生銀行とケネディックス会社に売却したうえに、63億円も追加支援することになっているが、全く根拠がない」と指摘しました。府は黒字になる表そのものは認めながら、「管財人の要請」というだけで、答弁不能となりました。

 
 
■■■■■■■■ゲートタワービル株式会社の決算概要
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■(単位:億円)
2001年度2002年度2004 年度2001年度
営業収入22.8124.1821.1120.75
営業費用30.9330.1628.9229.11
(うち減価償却費)(10.12)(9.76)(9.65)(6.64)
営業外収入3.473.283.283.31
(うち公共的施設運営負担金−@)(3.17)(3.17)(3.17)(3.17)
営業外費用3.172.182.283.75
(うち利息−A)(3.11)(2.13)(2.13)(2.12)
償却前利益※2.714.952.820.76
Aがない場合5.827.084.952.88
@Aともない場合2.653.911.78-0.29
また、同ビル会社は、元子会社である、ビル内のゲートタワーホテルに16億円貸し付けていましたが、それが焦げつき、銀行の債務77億円も引き取ったためビル会社は債務超過になったのです。さらに、同ホテルの家賃は、当初の8億4200万円も大幅に値引きまでしています。
この質疑で同ビル会社が財団法人臨海・りんくうセンターの財産を担保に銀行から17億円を借り入れ、銀行に没収されたり、同財団がホテル会社に10億円を貸し付ける問題など府民の財産が乱用される数々のずさんな経営実態が明らかになりました。 

   

2005年10月14日付
「しんぶん赤旗」より
go back to toppage
日本共産党大阪府議会議員団