山下比例候補に サンリット産業社長
小泉首相の靖国参拝
"アジアへの挑発行為"
   
"大局をみない外交だ"


 不破議長ブックレット届けて懇談

 日本共産党大阪府委員会の山下よしき副委員長(衆院比例候補)、磯田常司副委員長、小谷みすず府議は22日、サンリット産業社長の小池俊二さん(大阪商工会議所副会頭)を大阪市内の同社に訪ね、5月の不破哲三議長の時局講演会を収録したブックレット『日本外交のゆきづまりをどう打開するか』を手渡し、小泉首相の靖国神社参拝問題や中国との外交問題、経済問題などで懇談しました。
 山下副委員長は不破講演の中身を簡潔に紹介し、「大阪はアジアや中国・朝鮮半島との関係が深く古い。経済を通じて中国・アジアとの友好に貢献されてきた小池さんにいまの状態をどう考えておられるか、聞かせていただけたらありがたいと思っています」とあいさつ。
 小池さんは、小泉首相の靖国神社参拝について、小池さん個人としても戦争で親族が犠牲になっていることをのべ、「誰が戦争を起こしたかは明らかで、アジア諸国民への挑発行為になる。靖国の問題に外交のレベルを落としてしまっている。世界やアジアの大局を見ない外交になっている」とのべました。
 また、中国の経済事情や自社で中国からの研修・実習生を受け入れていることを紹介し、中国との経済的人的交流が広がっているなかで政治の分野での冷静な対応が必要と強調。
 ブックレットを「読ませてもらいます」とのべるとともに、政府系金融機関の問題など日本商工会議所が政府に提出した要望書を手渡し、「共産党としても検討してもらいたい」と語りました。


2005年6月24日付
「しんぶん赤旗」より
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日本共産党大阪府議会議員団