病院会計への繰り入れ削減
  高度・不採算医療担う使命に逆行
       堀田文一議員 具体的支障を指摘して追及
 
 府議会決算特別委員会が22日開かれ、日本共産党の堀田文一議員が大阪府立五病院の経営問題について質問しました。
 府立の病院は府民の命と健康を守るための公的病院として高度医療の実施など特別の役割を担っています。ところが府は、昨年から病院事業会計への繰り入れを大幅に削減。その結果、各病院の努力にもかかわらず経営状態が悪化し、さまざまな障害が発生しています。
 堀田議員は、99年度の決算では各病院の経営改善努力の結果、98年度に比べて7億7千万円も収支が改善されたにもかかわらず、府が一般会計から病院会計への繰り出しを44億4千万円も削減したため、財政収支は改善したのに単年度の収支が36億7千万円も悪化する結果になっていることを指摘。病院が努力しても赤字が膨らむ異常な事態になっているとのべました。
 堀田議員は、成人病センターでは清掃委託費が激減し、トイレットペーパーがない、婦長が再度清掃をおこなわねばならないなどの具体的な支障を指摘。また、高度医療病院に不可欠な医療機器の整備予算も95年度の13億8,500万円から99年度は6億2,900万円へと7億5,500万円も削減されていることを示し、「府立5病院の死活問題だ。改善すべきだ」と追及しました。
 一般会計からの繰出金の削減について府が、「国の基準を超えるものの是正など、より厳格に適用する観点から見直した」と答弁。堀田議員は、「高度医療を支えるために繰り出すといいながら、高度医療機器が購入できないのはおかしい」と指摘。後日、知事に質問したいとのべました。
 しんぶん赤旗
2000・11・24日付


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日本共産党大阪府議会議員団